題詠blog2008:075~081。
量産型モビルスーツのジムとして生まれて君の背景となる
いつまでも続けるジャンプどこまでも重力に逆らう赤い縄跳び師
横顔もうすれてゆく夕闇のなかにたしかめあった指とゆびの存在
一瞬に打ち上げ花火もえあがる川べりに聞く僕たちの夏の合図
街並みがなくなったあとにのこる ただ、孤児という痛ましい画数
ジオングは脚がなくてもLサイズ えらいひとにはわからないこと
おおの、まつもと、さくらい、にのみや。あとひとり思い出せない嵐の夜に
水。
ああ、むごんのままに交差点ぼくたちは水素と酸素にわかれた
海水のふかみのなかにゆっくりとゆっくりとおとうとは青くそまる
水のようにぼくのからだのたいはんを占めている君への不可欠
水面からはねかえってゆく水滴が少女のあおいひとみにうつる
・あきらめた水のようだねぼくたちはまっくろな深みへとながれて
水陸両用。
ジャブローに打ち捨てられたズゴックのモノアイを伝う水滴の行方
ズゴックにウェザリング施す水垢のただしさのためアマゾンへゆく
えらこきゅうあこがれのようにズゴックは最後の泡を水底に吐く
水圧に押し潰されるズゴックのコクピットに君のフォトキューブ散る
冷水になれたからだのかんじょうが無くなるまえに赤く塗れズゴック
量産型モビルスーツのジムとして生まれて君の背景となる
いつまでも続けるジャンプどこまでも重力に逆らう赤い縄跳び師
横顔もうすれてゆく夕闇のなかにたしかめあった指とゆびの存在
一瞬に打ち上げ花火もえあがる川べりに聞く僕たちの夏の合図
街並みがなくなったあとにのこる ただ、孤児という痛ましい画数
ジオングは脚がなくてもLサイズ えらいひとにはわからないこと
おおの、まつもと、さくらい、にのみや。あとひとり思い出せない嵐の夜に
水。
ああ、むごんのままに交差点ぼくたちは水素と酸素にわかれた
海水のふかみのなかにゆっくりとゆっくりとおとうとは青くそまる
水のようにぼくのからだのたいはんを占めている君への不可欠
水面からはねかえってゆく水滴が少女のあおいひとみにうつる
・あきらめた水のようだねぼくたちはまっくろな深みへとながれて
水陸両用。
ジャブローに打ち捨てられたズゴックのモノアイを伝う水滴の行方
ズゴックにウェザリング施す水垢のただしさのためアマゾンへゆく
えらこきゅうあこがれのようにズゴックは最後の泡を水底に吐く
水圧に押し潰されるズゴックのコクピットに君のフォトキューブ散る
冷水になれたからだのかんじょうが無くなるまえに赤く塗れズゴック