題詠blog2011:087~098。
天国に開け放たれる回転ドアをいつまでもどこまでも閉じてゆく
湧くひとになって砂漠のかなしみを薄めてゆけば碧いオアシス
くちびるの冷水の悲しみを共にあなたは成功者となればいい
そもそもと切り出した後の静寂のコーヒーカップにかすか秋色
ノルウェーの森の静かに雪ふるように債務時計の刻まれてゆく
どこまでも記憶のようなこの森にあなたであった植える記念樹
迫るものが大きな罰であるように何もできない連れてゆかれる
金の糸を織り交ぜながら深層の裂け目を縫って暮らしています
遠慮なく飲み干すようにあかときのカシスオレンジ確かめなさい
取りあげて外の世界のあかるさの未来のような泣き声のする
毎日をくらげのようなあかるさに過ごしてゆくの海に帰れば
ターコイズブルー口にふくんで味覚から氷のように痺れていった
天国に開け放たれる回転ドアをいつまでもどこまでも閉じてゆく
湧くひとになって砂漠のかなしみを薄めてゆけば碧いオアシス
くちびるの冷水の悲しみを共にあなたは成功者となればいい
そもそもと切り出した後の静寂のコーヒーカップにかすか秋色
ノルウェーの森の静かに雪ふるように債務時計の刻まれてゆく
どこまでも記憶のようなこの森にあなたであった植える記念樹
迫るものが大きな罰であるように何もできない連れてゆかれる
金の糸を織り交ぜながら深層の裂け目を縫って暮らしています
遠慮なく飲み干すようにあかときのカシスオレンジ確かめなさい
取りあげて外の世界のあかるさの未来のような泣き声のする
毎日をくらげのようなあかるさに過ごしてゆくの海に帰れば
ターコイズブルー口にふくんで味覚から氷のように痺れていった