カツオくんはかもめ第三小学校5年3組&『まぐろ袋ブログ』

どうもこんにちは、富田林薫(とんだばやしかおる)です。
遠洋マグロ漁船乗りです(ぇ?

7月 短歌「猫」 富田林薫

2005-07-31 11:07:20 | Weblog
短歌「猫」32
ニュータウン画一的な風景に似合うノラネコ探しています  (富田林薫)




短歌「猫」31
子ネコよりいまのボクにはたいせつなかわいいペットムシキングです  (富田林薫)




短歌「猫」30
別に忙しいワケじゃないんだけど 背中掻くのに猫の手借りたい  (富田林薫)




短歌「猫」29
猫好きのアナタの気を引くその為に犬のまねしてミャァ~と鳴いてみる  (富田林薫)




短歌「猫」28
北千住おでん屋台の屋根のうえ改札みまもる忠猫タマ公  (富田林薫)




短歌「猫」27
怖いのか?この高さならアッと言うまさ 東尋坊で猫がささやく  (富田林薫)




短歌「猫」26
黒猫が暗い避暑地の奥深く マダムの膝でニャッっと笑う  (富田林薫)




短歌「猫」25
黒猫は残念ながらいないのです この三毛猫じゃ魔女になれませんか?  (富田林薫)




短歌「猫」24
気紛れで拾われて捨てられた子猫かもしれないとにかく今は  (富田林薫)




短歌「猫」23
薄っぺらな言葉しか吐けないのなら猫のように沈黙を守れ  (富田林薫)




短歌「猫」22
ネコ舌は猫神様の祟りですさっそくお祓い五万円です  (富田林薫)




短歌「猫」21
子猫なら32匹は産んでやるがっちり丈夫なこの腰骨で  (富田林薫)




短歌「猫」20
ドラ猫め!椰子の根元でブン回し甘くとろけるバターにしちゃうぞ  (富田林薫)




短歌「猫」19
三丁目の角を曲がるボス猫が見張り番するとても日常  (富田林薫)




短歌「猫」18
アタシ猫って嫌いなの飼う気もないし あっ、もちろん食べる気だって……  (富田林薫)




短歌「猫」17
ネコ公園再開発でなくなって猫山さんは寂しそうです  (富田林薫)




短歌「猫」16
この街の悲しさが身にしみる前に子猫を抱いて海を渡ろう  (富田林薫)




短歌「猫」15
あんな奴見返す為に悪女志願 黒猫やめて雌豹を飼うわ  (富田林薫)




短歌「猫」14
平凡がいいとアナタが望むなら魔女はやめるわ黒猫も捨てる  (富田林薫)




短歌「猫」13
ほかはダメ肌にあわない気がするのクスクスならばあの猫じゃらしで  (富田林薫)




短歌「猫」12
迷警部眉をつり上げ考える手掛かりなのか?猫の足跡  (富田林薫)




短歌「猫」11
いつまでもかわらずにいてほしいから 今日からお前をタマと呼ぼう  (富田林薫)




短歌「猫」10
君の飼う猫の視線が鋭くておしゃべりだけで朝を迎えた  (富田林薫)




短歌「猫」9
偶然の出会いがしらを夢にみて図書館のかどまねき猫置く  (富田林薫)




短歌「猫」8
育毛にそのフンが効くと聞き付けてはるばる来たぜウミネコの島  (富田林薫)




短歌「猫」7
本当にみゃ~みゃ~鳴くか気になってはるばる来たぜウミネコの島  (富田林薫)




短歌「猫」6
唸る波吠える嵐の真っただ中も海の男にゃ猫なで声よっ  (富田林薫)




短歌「猫」5
寄り添って子猫のようにみゃーと鳴く 「鼻が詰まったか?」とか言うな!おい!  (富田林薫)




短歌「猫」4
寝返りをうつと背中が思い出す君が残した猫の爪痕  (富田林薫)




短歌「猫」3
いつの日かネコの王国築こうと夜な夜な集う浦安の地へ  (富田林薫)




短歌「猫」2
この街が真っ赤に燃える日が来ても君と踊るさ黒猫のタンゴ  (富田林薫)




短歌「猫」1
気まぐれな君の気持ちに惑わされ僕は朝から猫の目くるる  (富田林薫)