マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

八王子プラネタリウム

2005年11月23日 | 旅行
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東京・横浜で楽しい2日間を過ごした。
今回の東京行きの目的は
八王子の「こども科学館」
プラネタリウムを観ることだった。


実はこの八王子のプラネタリウムも
伊丹・こども文化科学館と同じく、前半は星空の説明。
そして後半は星に関する子供向けの物語の上映だった。


伊丹・こども文化科学館では「虹色の星を探せ」という物語。
彩りを失った星から来た写真家のグレーが
素晴らしい写真を撮るために旅に出て
グリーンという少女に出逢い
二人で虹色の星を探すというお話だった。


伊丹での物語に心打たれた私は、八王子のプラネタリウムでは
どのような物語なのかのかとても興味深かった。
それで思い切って上京してプラネタリウムとを観て来ました。
あれこれ想像するより、観る方が早い。


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今回は「きかんしゃトーマス」の物語。
きかんしゃトーマスとその仲間たちが
今夜トーマスが特別列車の運行を
任命されていたのでとても不安だった。
仲間たちは「幽霊列車」だと言って心配した。


けれど機関士は
「星を眺めるのが好きな人たちが乗るんだよ」と言って
みんなを安心させる。


やがて太陽が沈み、いよいよきかんしゃトーマスが出発。
トーマスたちは機関士から星のことをたくさん教えてもらう。


ここは子供たちが少しでも星空に興味を持つようにと
苦心したクライマックスだろう。


伊丹のプラネタリウムでもそうだったけれど
子供たちが理解しやすいように
子供の視点に合わせて解りやすく説明してある。


大人向けと子供向けの物語(説明)は違う。
大人の視点からはその表現の難しさに閉口するであろうに
子供たちが物語に引き込まれていきそうになる要素を
たくさん盛り込んでいた。
この部分はこの脚本家の表現の上手さに偉大な実力を感じた。


きかんしゃトーマスは走り続ける。
そしてどんどん街から遠ざかる。
街の灯りが消えてしまった時
そこに広がる素晴らしい満天の星を見て感動するトーマス。


それまで夜の線路を走るのが好きではなかったトーマスが
夜の走行がとても楽しいと思うようになり
宇宙の中で彗星と競争をする夢をみる。


声優は森本レオや戸田恵子と言った豪華キャスト。
プロの人たちの声の強弱や間のおき方、そして流れる音楽。
このお話は素晴らしい物語として
プラネタリウムの天体スクリーンに映し出された。


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