マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

おまけのクマさん

2005年11月09日 | ショッピング
kuma051109

夕方出先からの帰りデパートに立ち寄った。
夕方はたいていデパ地下での買い物。
けれど今日は上の階へ。

デパートは早くもクリスマス商戦。
クリスマスツリーやサンタさんがいっぱいだ。

今はまだピンとこないけれど
12月になるとこのクリスマスグッズが気持ちとぴったり来る。
11月とは何となく宙ぶらりんな月のようだ。

週末に懐かしい友人に会うことになっている。
その再会に何か手みやげでもと思い上の階へ行った。

私は誰かに久しぶりに会う時
心ばかりのプレゼントをするのが好きだ。
相手の喜ぶ顔を見るのが私の幸せでもある。
たぶんそのような環境で育ったから、それが私の中ではごく自然。
子供たちもまた
誰かにささやかなプレゼントをするのが好きな大人に成長した。

さてさて・・・・
相手に気遣わせない程度の贈り物は難しい。
値段は高価であってもいけない。
でもそこそこ可愛くて、見栄えがして
絶対にこれが千円や二千円に見えないものを選びたいと思う。

今日私が選んだものは千円の可愛いクリスマスリース。
サンタさんがいっぱい並んでいる。

それを3つ買って
「プレゼント用にラッピングしてください」と言ったら
もうクリスマスの赤い包装紙で包んでくれた。
そして・・・

「三千円以上お買い上げの方にこのクマさんをプレゼントしています」

そんなことを言ってくれた。

そこで極端に喜ぶ私。

「ええ~! こんな可愛いクマさんがもらえるんですか?」

嬉しさで舞い上がる。

「嬉しいわ。ホント!嬉しいわ」

嬉しいのバーゲンセールみたいに、嬉しいを連発。
正直でストレート。
これが大阪人の素敵なところだと思っている。

子供じゃないんだからこんなクマさんが嬉しい?
・・・・って思われそうだけれど、私が嬉しいのは「おまけ」
昔から「おまけ」が好きだった。

グリコのおまけ。フーセンガムのおまけ。チョコのおまけ。
すべておまけ中心に買いあさって来た時もある。
喉元過ぎれば暑さを忘れて、放置してしまうのだが。

今日はこのクマさんが私の中でヒットだった。

もう子供たちもぬいぐるみでは遊ばない。
この類は猫たちの抱き人形のように眠る傍らに置いてやるのだが。

思いがけないおまけのプレゼントに嬉しい気分。
友人への優しい気持ちがキッカケでうちの子になったクマさん。
新米さんだから先ずは我が家に馴染めよと
窓辺のギャラリーの一番いい場所に置いてあげた。

私を見て、おまけのクマさんは笑っているようだった。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする