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『はじまりのみち』☆完成披露試写会

2013-05-24 23:59:59 | 映画~舞台挨拶(加瀬亮関連等)鑑賞
5/23に「はじまりのみち」完成披露試写会に丸の内ピカデリー2へ同僚と行ってきました 

会場に到着すると、ちょうど入り口付近で篠田正浩監督に遭遇 
以前「スパイゾルゲ」の初日舞台挨拶でお見かけしたことがあり、引退されたはずですが、
お元気な様子でした 

19:05くらいに、まず舞台挨拶が始まりました 

原恵一監督、ユースケ・サンタマリアさん、加瀬亮さん、 田中裕子さん、 濱田岳さんの並びで登場 

加瀬さんは、白のシャツに濃紺の上下のスーツでした
髪も短めで、最近までSPECの撮影をしていたのかな って感じでした 
ユースケさんは上下黒のスーツ、田中さんはグレーと紫のお着物、濱田さんはひまわりの柄のスーツ でした。

加瀬さんは、「始めは監督と一緒に木下監督の資料を確認したり映画を見たりしていた」とのことでしたが、
「途中からフィクションなので自由にやろうと思うようになった」
当時の関係者の方がたくさんみえているので、これからの上映で緊張する・・・
とおっしゃっていました。

ユースケさんは、11月に夏という設定の撮影で、
雨のシーンで「死ぬかと思った」「途中降板してやろうかと思ったけど、周りの人に迷惑がかかるし(笑)」
「最初は加瀬さんと兄弟役って・・・と思ったけど、だんだん似てきた」
と、"ぷっすま"で見ている通りのキャラの楽しい方でした 

田中さんは、落ち着いた口調で「台詞が少なくてよかったですよ」
加瀬さんユースケさんについては「ハニカんでいて可愛らしい」

濱田さんは、監督の河童のクゥの夏休みのファンで、途中からカッパのつもりでがんばったとのこと。
濱田さん、かなり独特のオーラが出ていました 

特別ゲストに木下惠介監督の実弟で、木下作品の音楽を長年務めてきた木下忠司さんも登壇し、
その後、映画も鑑賞されていました。
御年97才とのこと 
お話で印象的だったのは、「??(疎開していた場所)の地区の人にも写真(映画)を持って行って見てもらいたい」とお話されていた事でした。
弟さんからお花を受け取った加瀬さんも「木下監督を知っている方だから、これからご覧になるので緊張する」と話していました。


映画は、木下恵介監督の「陸軍」という映画が検閲にひっかかり、
失望のした監督が実家に帰省し、母を疎開させる数日のお話でした 
登場人物も少なくお話もシンプルでしたが、
夢を追いかける木下監督を応援する家族の愛、母を思う子供の愛、人と人とのふれあい、
空や山、川の景色の美しさを静かに描いた映画でした。
ごくごく身近にある当たり前の事を改めて気づかされた気がしました。
木漏れ日や川面が光り木々が青々として、その中を母を乗せたリアカーを引く映像が
とても美しかったです 
カットも昔風  畳の部屋に座っているシーンではカメラが低めで横長で昔の映画っぽく、
木下監督の映画のシーンとリンクさせているところもありました。

木下監督作品は、「二十四の瞳」「喜びも悲しみも幾年月」しか見たことがなかったのですが、
他の作品も鑑賞してみたくなりました。


鑑賞後、出口で監督自らご挨拶して送ってくださいました 
6月1日も行きます 


http://animeanime.jp/article/2013/05/24/14150.html


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