ヤン・シュヴァンクマイエルの『オテサーネク 妄想の子供』を新宿・K's cinemaにて鑑賞しました
2000年の公開作品ですが、映画館は想像以上に大盛況
ヤン・シュヴァンクマイエルの作品は、根強い人気があるな~と思いました
この『オテサーネク 妄想の子供』は、チェコの民話をベースに
突然、命を持ち人々を襲い出す切り株人形の恐怖を描く寓話です。
(あらすじ)gooより
ホラーク(ヤン・ハルトゥル)とホラーク夫人(ヴェロニカ・ジルコヴァー)には子供がなく、二人は失意を抱えていた。
ある日、夫人は赤ん坊の形に削った木の切り株をオティークと名付け、我が子としてかわいがるようになる。
同じアパートの住人たちの奇異の目や夫の不安をよそに、夫人はオティークに異常な愛情を注ぐが、そのオティークは生命を持ち、恐ろしい食欲であらゆるものを平らげていく。
そんな事の真相を理解していたのは、民話『オテサーネク』を読んでいた少女アルジュビェトカ(クリスティーナ・アダムツォヴァー)だけ。
民話のオテサーネク同様、オティークは生きた猫や人間まで食べてしまう。
収拾のつかなくなったホラーク夫妻は地下室にオティークを閉じこめるが、今度はアルジュビェトカが彼の面倒をみはじめる。
やがて少女はアパートの住人をオティークの餌にすることを選び、ついにはホラーク夫妻も食われてしまう。
それにようやく気づいたアパートの管理人(ダグマル・ストシーブルナー)は、鍬を持ってオティークのいる地下室に下りていくのだった。
面白かったです
ヤン・シュヴァンクマイエルにはあまり詳しくないけど、他の作品に比べると難解では無かったです。
ただ、アニメーションとかを期待していくと物足りないかも。切り株位しか変化が無いし。
切り株を子供に見立て狂信な愛を注ぐ妻と、それをかばう夫。
隣に住む女の子の好奇心と、無邪気な残酷さ。
人が消えても、無関心なアパートの住人。
なんでもかんでも人でも食べつくし、成長しつづけるオティーク。
そのシーンは、シュールで生生しく、正直、グロいです
一人一人の登場人物が個性的で魅力的だったし、ストーリーも面白かったです
食事のシーンが汚かったけど、ストーリーと関連付けて見れば、あまり苦にならなかったです
シュバンクマイエル監督作品好きには、アニメやストーリーの分かりやすさ等で賛否両論あるかも知れませんが、
普通にドキドキワクワク、キャー ではなく、
背筋がゾゾッとするホラーでとても楽しめました
2000年の公開作品ですが、映画館は想像以上に大盛況
ヤン・シュヴァンクマイエルの作品は、根強い人気があるな~と思いました
この『オテサーネク 妄想の子供』は、チェコの民話をベースに
突然、命を持ち人々を襲い出す切り株人形の恐怖を描く寓話です。
(あらすじ)gooより
ホラーク(ヤン・ハルトゥル)とホラーク夫人(ヴェロニカ・ジルコヴァー)には子供がなく、二人は失意を抱えていた。
ある日、夫人は赤ん坊の形に削った木の切り株をオティークと名付け、我が子としてかわいがるようになる。
同じアパートの住人たちの奇異の目や夫の不安をよそに、夫人はオティークに異常な愛情を注ぐが、そのオティークは生命を持ち、恐ろしい食欲であらゆるものを平らげていく。
そんな事の真相を理解していたのは、民話『オテサーネク』を読んでいた少女アルジュビェトカ(クリスティーナ・アダムツォヴァー)だけ。
民話のオテサーネク同様、オティークは生きた猫や人間まで食べてしまう。
収拾のつかなくなったホラーク夫妻は地下室にオティークを閉じこめるが、今度はアルジュビェトカが彼の面倒をみはじめる。
やがて少女はアパートの住人をオティークの餌にすることを選び、ついにはホラーク夫妻も食われてしまう。
それにようやく気づいたアパートの管理人(ダグマル・ストシーブルナー)は、鍬を持ってオティークのいる地下室に下りていくのだった。
面白かったです
ヤン・シュヴァンクマイエルにはあまり詳しくないけど、他の作品に比べると難解では無かったです。
ただ、アニメーションとかを期待していくと物足りないかも。切り株位しか変化が無いし。
切り株を子供に見立て狂信な愛を注ぐ妻と、それをかばう夫。
隣に住む女の子の好奇心と、無邪気な残酷さ。
人が消えても、無関心なアパートの住人。
なんでもかんでも人でも食べつくし、成長しつづけるオティーク。
そのシーンは、シュールで生生しく、正直、グロいです
一人一人の登場人物が個性的で魅力的だったし、ストーリーも面白かったです
食事のシーンが汚かったけど、ストーリーと関連付けて見れば、あまり苦にならなかったです
シュバンクマイエル監督作品好きには、アニメやストーリーの分かりやすさ等で賛否両論あるかも知れませんが、
普通にドキドキワクワク、キャー ではなく、
背筋がゾゾッとするホラーでとても楽しめました