10月7日(金)、その2。
昨日、ホテルマネージャーの犬の耳血腫を手術した。
手術は成功。まだ部屋に閉じ込められているので、そのときの話でも書こう。
手術前まで、その犬はあまりの痛さに首をかしげ、僕には警戒心いっぱいだった。
ジャーマンシェパード、オス、8歳。耳はインド料理のサモサのようにパンパンに腫れ、熱を持っていた。この状態で一ヶ月我慢していたらしい。おかげで食欲もなく、やせている。こんな顕著な病状なのに、近所の獣医は診断出来ず、一回注射に来たっきりだそうだ。ウガンダの犬もかわいそうに。
注射による鎮静と麻酔で手術した。縫合のとき、麻酔も覚めかけていたので、皮膚を縫合針で貫く痛さに、その犬は悲鳴をあげ、抵抗した。
手術が終わり、痛いことをしたので嫌われて当然なのだが、それまで僕から逃げていた犬は、ふらふらの足で僕のところへ近づいてきて、体を寄せて挨拶した。
痛いのによく頑張った、と体を軽く叩いてやると、ふらふらとまた寝場所に戻って伏せの姿勢に戻った。
耳の中の圧力が抜け、痛くなくなったので、ずいぶん楽になったのだろう。しかし、犬は賢いものだ。自分で礼を言いに来るとは。僕も久しぶりに暖かい気持ちになった。
それはそうと、早くここから出せー!!マラリアはごめんだー!!
果てしない蚊との格闘は続くのであった。
昨日、ホテルマネージャーの犬の耳血腫を手術した。
手術は成功。まだ部屋に閉じ込められているので、そのときの話でも書こう。
手術前まで、その犬はあまりの痛さに首をかしげ、僕には警戒心いっぱいだった。
ジャーマンシェパード、オス、8歳。耳はインド料理のサモサのようにパンパンに腫れ、熱を持っていた。この状態で一ヶ月我慢していたらしい。おかげで食欲もなく、やせている。こんな顕著な病状なのに、近所の獣医は診断出来ず、一回注射に来たっきりだそうだ。ウガンダの犬もかわいそうに。
注射による鎮静と麻酔で手術した。縫合のとき、麻酔も覚めかけていたので、皮膚を縫合針で貫く痛さに、その犬は悲鳴をあげ、抵抗した。
手術が終わり、痛いことをしたので嫌われて当然なのだが、それまで僕から逃げていた犬は、ふらふらの足で僕のところへ近づいてきて、体を寄せて挨拶した。
痛いのによく頑張った、と体を軽く叩いてやると、ふらふらとまた寝場所に戻って伏せの姿勢に戻った。
耳の中の圧力が抜け、痛くなくなったので、ずいぶん楽になったのだろう。しかし、犬は賢いものだ。自分で礼を言いに来るとは。僕も久しぶりに暖かい気持ちになった。
それはそうと、早くここから出せー!!マラリアはごめんだー!!
果てしない蚊との格闘は続くのであった。