密教占星術(Ⅱ)について、
開祖がおっしゃっていたお言葉を、
ここに述べておこうと思います。
大事なお言葉ですね。
ご指導の内容というのは、
何も「○○伝法」と名付けられるものではありません。
その時その時の法話や質疑応答の場において、お話しになられるものがあるわけです。
また、
これが伝法だと言われないでも、
伝法会に出て開祖がお話しになられることを聴いていれば、
それが伝授の内容になるわけですからね。
要は、
体得しようという意欲です。
それが無ければ、
いくら型を主張しても無駄です。“門より入って我が家珍とせよ”とは、密教占星術(Ⅱ)の前書きにある通りですね。
世に何百という占術がありますけれども、密教占星術ほど深い占いはありません。
モノには、表相と実相というものがありまして、ほとんどがその表相を言っております。
つまり、
本質を突いていないのです。
ところが、
密教占星術だけは実相を述べたものでありますから、
本質を突いているのです。
いろんな占術で判断されても、
密教占星術で判断すると、違う答えが出てくるのは、本質を捉えているからです。
一歩深いところのものを捉えているからです。
世にある占星術は、
前世におけるカルマを開示しております。
ですが、
「運」そのものを捉えていない占者には、それを捉えきれない。
だから、
開示されたものを掴みきれないのです。
ここに、
実相を掴んだ者とそうでない者との差が出るわけです。
ある時、
開祖はこうおっしゃられました。
「シダゴンになると、誰に教えられなくても、成仏法が目の前に展開されてくる。そして、自分の前世が分かる」と。
シュダオンでも良いのですが、実相を掴むことが大切なのです。
それが『密教占星術』を学ぶことで、可能となるのです
(つづく)
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