六枚目のコイン

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ピュタゴラスの「文明に先立って!」

2019年12月17日 12時39分59秒 | 未来
いろいろ出て来ていますね。
やはり、
問題なのは国と国との摩擦。

ことに、アメリカと中国。
中国は共産党一党独裁国家として、
明らかに世界制覇を目論んでいる。

その証拠に、
情報戦で有利に進めて世界を操作することで、
世界支配を目指す。
アメリカももちろん、ずっと前からそんなことは行っているが。

中国はアメリカ以後を狙っているようである。
ロシアも虎視眈々と狙っている。
そんな中で、
トランプ大統領が一国主義と称して、アメリカファーストを揚げて、
他国との貿易交渉を進めているのは何故か?

その理由を掘り下げていくと、
キリスト教に行き着くと私は考える。
キリスト教の愛は、
“汝の隣人を愛せよ”のスローガンで有名である。

なんと愛に満ちた宗教であろうかと、
一見、多くの人が思っているに違いない。
しかし、
よく考えて見ると、
そうではない。

キリスト教の愛は、
自分たちだけの愛なのである。
同じキリスト教の信仰者に対してのみ、
多くの
愛情を注ぐわけで、
それだったら、
何も信仰なんて必要ないわけです。
異なる異端宗教の信仰者に対しては愛を注ぐ必要はないのですからね。

ですから、
残虐な仕打ちで殺すことも出来るわけです。
つまり、キリスト教は地域宗教だと言いたいわけです。
その他の宗教も、基本的に同じに思えますね。

ところが、
日本人は無宗教だと、自他共に吹聴しながら、
他者に対して寛容な種族であるように思える。

これは元に神道が関係しているのではないかと思える。
そして、仏教。
すべての宗教は、元は同じ根から発生したものであると、
私は考えているのだが、
その後の展開の違いで、
包容力の点で違いが出たのではないか。

その違いは何か?

と言うと、
悲惨な経験が大きな苦しみを生んだことが、
一番の原因としてあるように思う。

それは何か?
日本人としてのルーツはクル族にあると私は考えているが、
そのクル族はとても広い範囲に渡って繁栄していた。
インドに於いて、
神々の故郷として高天原のルーツもそうだが、
古代イスラエルに於いても、
神武天皇の一行が長い旅の末に、
九州の日向に上陸したように、
やはり、
日本人の大元に関わると、私は見ているのだ…。

その彼らは、
神々の時代に、
大変恐ろしい兵器を使った戦いにおいて、
人類を絶滅させる一歩のところまで敵を追いやるという愚行を犯した。
その大いなる反省から、
神々は怒りを発してはいけないということを学んだ。
怒りが核のボタンを押させたからだ。
怒りがそれまでの人類が築いてきたあらゆる叡智の産物を無にしてしまった。

その反省の下に、
彼らは他者に対する寛容を学んだ。
怒りはすべてのものを焼き尽くすという、
苦い経験から学んだのだ。

そして、怒りの元を追求していくと、
人間の持つ愚かさに行き着いた。
もっと追求していくと、
人間本来が備えているところの、
「無知」に、その根本的な原因があると気づいた。

それが、釈迦を代表とするクル族たちである。
だから、その報いとして日本に原爆が投下されて、
日本人は戦争における大変な苦しみを味わったのである。

その結果、
クル族の末裔である日本人は、
宇宙意識にまで到達した。

それは神道の元になっていると思う。
神道は地域宗教のレベルを超えたのだ。
他者を許すという、寛容なる日本人。

ところが、
戦争に勝つという、一種の成功体験をした連中は、
いつまでも身内意識から抜け出すことが出来ないでいる。

今の人類の限界が、そこにある。
トランプ大統領のアメリカファースト主義も、
中国チャイナの世界制覇の政策も、
人間の持つ限界から来ている。

彼らも大きな失敗を仕出かして、
取り戻すことの出来ない悔恨に苦しむという、
苦い経験をしなければ、
地球意識・宇宙意識を学ぶことが出来ないのだろうか?

“驕る平家は久しからず”というが、
彼らが学ぶべき失敗が、
人類にとって取り返しのつかない失敗にならなければ良いのだが、
と思うのである。
〈/font〉
コメント
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