3.11は、、、。

思い起こせば、
3月11日は、夕方6時より、高校時代の友人の母君のお通夜でした。
12日の葬儀に出席できませんので（12日納期の仕事がありましたので）11日お通夜にお伺いする予定でした。

丁度地震の起きた時は、機械が止まり次の商品へセットアップの最中でした。
実は、2～3日前、カラスが騒いでいました。
冗談で、よくないことが起きるかも？なんて、社内で話していました。
突然、縦ゆれと地鳴りのような音がしてきたと思います。
「横揺れがくるぞ。」と誰か叫んでいたように思います。
横揺れは、いつまでも続き、棚に入っていた工具や、シリンダー（2～3キロの物から20キロぐらいの物まで）が落ちてきたため、社長の指示で屋外退避しました。
工場の外に出ると、向かいの工場、隣の工場など、すべての人間が屋外退避中でした。
揺れが収まった後、構内に戻り、屋内のすさまじさに驚きました。
念のため、デジカメで写真を撮り、ある程度片付けをし、電話にて各自、家に電話するように指示が出ました。
しかし、繋がりません。
家のほうが心配だという社員も多かったので、3時30分に帰宅の支持が社長から出ました。

家にいる筈の長女がいません。
携帯も繋がりません。
マンション6階のため家中ひどいありさまです。
食器棚から、ほとんどの食器が飛び出し散乱。
相当の枚数の皿が割れました。
足の踏み場もないとはこのことです。
後片付けをしていると、妻が勤め先から帰宅してきました。やはり、帰宅指示が出たようです。
5時ごろ、長女が現れました。
何でも、地震の時、部屋にいて、皿や器が飛んでくるので恐ろしくなり、駐車場の車の中に非難していたということでした。
次男が学校から帰宅してきました。
徒歩で帰れる生徒のみ帰宅。電車通学の生徒は、親が迎えに来るまで帰れないという事でした。
完全に、鉄道が止まっていると言うことでした。
都内に向かった長男と、やっと連絡がつきました。
埼玉新都心駅で、足止め。
JRが止まっていて、復旧の見通しが立たないという事でした。
国立大学の後期入試試験で都心に向かっていたのです。