玉川な日々

一日の疲れは玉川に流して・・・

あなたの SEP-11-2001 は

2008-09-12 00:28:26 | Weblog
もう7年の時が流れてしまった、あのSEP-11-2001から。

私はその時、台湾にいて 昼食をとりにいったレストランのCNNニュースで

ビルに旅客機が突っ込む映像が まるで 映画の宣伝シーンのように繰り返されるのを

呆然と見ていた。

・・

テロ、そして 大国の威信をかけたテロとの戦い・・

「勝者なんていない。 戦いがつづくだけだ!」

イラクの米軍司令官Petraeusが吐き捨てた言葉だ。(1)

・・

7年間で使った戦費は?兆ドルだろうか?

戦費だけではない。戦争にウソはつきもだが 数々のデマに基づく作戦

戦争のための情報操作。兵士の暴走、捕虜収容所での虐待・・

・・

テロとの戦いは 名ばかりで 米国軍事産業へ 世界中の金を集めることだった。

誰が考えても アフガニスタンで ビン・ラディンを わざと逃がす 作戦がミエミエだった

本当の殺す気があれば 洞穴の出口を爆破して1年掘っても出られなくすれば良かった。

モグラたたき作戦で窒息させればよかったのだ。 ところが米軍は最初から 長く延ばすだけの 作戦しかとっていなかった。

ビンラディンなんかどうでも良かったのだ。戦争が目的だから。

戦争の拡大が目的でなかったら、別にイラクなんか 攻める必要もなかったのだ。

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ブッシュは 戦費で潤った軍需産業と 最後にしかけた石油バブルで 大儲けさせた石油会社

から余生を笑って暮らせるだけの 報酬を得ることだろう。

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でも 確実にいえることは 9・11以前のアメリカの時代が終わったこと

そして 国連の枠組み 軍事大国が 平和を 収めるという幻想も 終わって しまったことだ。

アメリカが押し付けようとした 名ばかり「自由」 で逆に 本当の自由 すなわち アメリカだけが

儲かる仕組みに屈しないぞという 「自由」 に目覚めたのが 9・11だったと私は思う。

それは かつて 日本が求めて アメリカと戦ったものでもある。



参照
1)No victory in Iraq says Petraeus ,BBC News,11 September 2008