玉川な日々

一日の疲れは玉川に流して・・・

必死なマスコミと中身の無い政党

2008-09-04 21:27:30 | 国内ニュース
日経は「非麻生」を盛んに宣伝している。

中国の意向に添う記事を書く新聞だからと笑い飛ばせない。

もともと 福田政権は対立する麻生氏を一方的なマスコミ世論誘導で黙殺して誕生させたことは記憶に新しい。

その福田氏がこうもあっさりと政権を投げ出すと、マスコミは福田を担ぎ出した責任には

ほっかむりで、次の土下座政権を担う候補を担ぎ上げようと必死だから笑える。

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まぁ、マスコミに踊らされるかたちで総裁選で政策論争をしようというから もっと驚かされる。

そもそも 自民党の政策が 一総裁候補のその場しのぎの軽々しい主張で 決まるところが 政党として体をなしていないことを表している。

政党交付金という税金が投入されている 公の政党の 政策が 平時にほとんどなされていなことを自ら宣伝しているようなものだ。

党組織は形だけで 烏合のあつまりでしかない。

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米国 共和党の党大会では 党としての政策出して それをきちんと 党大会で承認した。

その上で、党の大統領、副大統領候補を選出している。

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片や日本はどうか? まず 総裁候補に政策を語ってもらって それから投票しましょうでは

党としての意思、組織のコンセンサスなど 最初から無い。

だから 誰がなっても 常に 裏で足を引っ張りあう。

こんな政党に税金を投入する価値があるだろうか?

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政党というならば 政策は一年を通して常に議論され 年度基本政策は 統一されてしかるべきだし、

その総裁選挙ならば 政策を実施する手法を 私ならこうすると 党員、国民に支持を訴えるのがスジだ。

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孤立する政治家同士足のひっぱり会い、または同類を慰めあうのが自民党でないか。

だれ一人として 自民党を改革しようなどという候補はいない。

昔話となってしまったが、小泉が人気があったのは 腐った政党をぶっ壊すと公言したからだ。

自民党が本当に 国民から支持される政党となる意思があるならば

行財政改革はもとより、改革の本丸は 自民党内部の改革であるはず。

才能ある議員を 使う組織にかわることだ。

小泉が壊そうとした派閥領袖がしきる政党に戻ってしまったことが

政党としてのダイナミズムを失い、議員の才能は 派閥力学に埋没する。

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総裁選のときだけ 取ってつけた政策論争の 真似事を見せても

国民はだれも信用しないのだ。