15日は、8時30分に帯広市を出発、旭川まで車で、富良野、美瑛を越えて向かいました。美瑛の道の駅で昼食の時間となり、私はご当地グルメと言われている「美瑛カレーうどん」を食べ、調査地の旭川市へ。旭川市は人口347,799人の街ですが生活保護人員は13,702人と保護率も39.2パーミルと高い数値を示しています。道北の拠点都市として保健、医療、福祉の社会資源が充実していることが大きいと思います。会津若松市の会津地方の中心都市としての位置づけとも似ているところがあり、生活困窮者自立支援の取り組みに学ぶところが大きいと思います。このモデル事業は①旭川市自立サポートセンター②就労支援事業③子ども・若者支援の3本立てになっており、いずれもスタートしたばかりで、まだ成果を検証する段階にはないものの、貧困の連鎖をどのように防止するかの視点での取り組みは注目していきたいと思います。会津若松市も担い手や基盤の違いはあるものの早急に対応すべき課題であると認識しました。
14日の調査地の帯広市にお昼に到着。ここは十勝平野の中心地であり、食料自給率1100%の農畜産物集積地です。ここの食といえば、何んといっても「豚丼」です。調査前の昼食は市役所近くの「どーむ」という定食のお店に入り、「豚丼」を食べました。値段も安く、そして予想以上の豚の柔らかさと甘いたれ、そしてごはんとの絶妙なバランス。最高でした。調査後の1時間ホテルに入る前に世界で唯一のばんえい競馬場と馬の資料館を見学、夜は、これも帯広市役所ですすめられた「北の屋台」で地元のお客さんと語らいながら、美味しいお酒をいただきました。
7月14日から16日の日程で社民党・市民連合市議団の先進地調査で北海道の帯広市、旭川市、沼田町を訪れました。初日の14日は帯広市の中小企業振興基本条例と帯広市産業振興ビジョンについて、学びました。慶応義塾大学植田浩史教授が帯広市の中小企業振興基本条例と中小企業振興の先進性について全国から注目を浴びているとの専門的知見を受け、どのような取り組みをしているのかを調査しました。農業と食品産業を軸とした産業の振興において、条例制定後の取り組みが何んといっても素晴らしいと思います。平成19年7月20日にスタートした中小企業振興協議会は無報酬の委員で構成され、中小企業者が自ら議論をする場として「補助金などの行政へのおねだりをする場でない」とする位置づけがビジョン策定や現在の産業振興会議の運営につながっています。そこから新たないくつかの成功事例が生まれており、フードバレーとかちの取り組み、会津若松市議会としても、市当局に様々な提言や条例化などについて検討していくべきと考えます。※写真は帯広市議会議場です。
東北地連政治連盟の会議で秋田市内の郷土料理にいくつか出会いました。秋田といえば、きりたんぽ、稲庭うどんは今回食べませんでしたが、いぶりがっこは食事の時の定番ですね。今回は帰りのお昼、秋田駅内のお店でで比内地鶏の親子丼と田沢湖冷麺を初めて食べました。美味しかったです。
東北地連政治連盟の会議で、8日、10時30分で学習会が終了し、午後1時の電車まで時間があったので、市内を散策。まず、近くに秋田市出身の東海林太郎さんの記念館があるとのパンフレットにより、徒歩10分程で到着。『赤城の子守唄」が館内に流れる中、案内のやさしいおかあさんに詳しい説明を受けました。そこに、名横綱大鵬関のコーナーがあり、何んとここの建物の一階の老舗お菓子さんが大鵬の奥さんの実家で大鵬関は秋田にしばしば訪れ滞在されたとのことです。私も「巨人、大鵬、たまご焼き」で育った世代、本当に懐かしくなりました。※写真は私と等身大の大鵬関、さすがデカイですね!!