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しもしもの虫ブログ

身近な昆虫類を中心とした自然観察記

亀甲型2

2007年04月28日 | 甲虫目
カメノコテントウ
愛媛県面河渓谷 2006年11月3日
E-300+Zuiko digital 35mm F 3.5 + EC-14(テレコンバーター)

体長は大きいもので12mm程度の大型のテントウムシです。
越冬前には白い壁などにナミテントウなどとともに集団で飛来しているのを見かけることがあります。

成虫、幼虫ともにクルミに寄生するハムシの幼虫をエサとするようです。


亀甲型

2007年04月28日 | 甲虫目
ヒメカメノコテントウ
南国市 2007年4月27日
Ricoh caplio R5  トリミング有り

体長は5mm程度で、ナミテントウやナナホシテントウと比べ小型の種です。

背面の模様には変異があり、画像のものは和名にもある亀の甲羅のような標準的なタイプで、その他、黒地に黄点、黄地に黒すじ、黒などがあるようです。

似たような模様をしたカメノコテントウという大型の種類もいます。

雑草地

2007年04月25日 | 甲虫目
ルリクビホソハムシ
南国市 2007年4月25日
Ricoh caplio R5  トリミング有り

5mm程度で体色は黒っぽい、地味で小さなハムシの仲間です。

アザミの葉を食べるようです。

気温の上昇とともに雑草地で見られる昆虫類の種類も多くなってきました。

小さなハムシの仲間もいくつか見られますが、これまで積極的に調べることもなかったため、その種名がわからない場合がほとんどです。

これからは、できるだけ記録し、紹介していきたいと思います。

アカ? キイロ?

2007年04月25日 | 甲虫目
クビナガハムシの一種
高知市筆山 2007年4月14日
Ricoh caplio R5

1cm足らずの赤っぽいハムシの仲間です。
該当しそうな種にはアカクビナガハムシとキイロクビナガハムシというのがいます。

キイロの食草はヤマイモなどであり、こちらの方ではないかと思いますが、画像だけでの判断は難しいです。

擬態

2007年04月23日 | 甲虫目
オジロアシナガゾウムシ
高知市筆山 2007年4月21日
Ricoh caplio R5

すすきの葉上に5mm程度の鳥の糞のようなものが付いているのを見つけました。

近付いてみるとそれはゾウムシの仲間のようで、肉付きの良い脚でしっかり葉を掴んでいました。

危険を感じると、手脚を縮めて地表に落ちたり、このようにしがみつくようです。

竹から生まれるカミキリ

2007年04月19日 | 甲虫目
高知市筆山 2007年4月14日
Ricoh caplio R5

ベニカミキリ

体長は15mm程度、紅色のきれいなカミキリで、極めて普通に見られる種類のようです。

成虫はクリやネギの花などに集まりますが、幼虫の寄主植物はモウソウダケなどであり、羽化までに約3年間過ごします。






道案内

2007年04月16日 | 甲虫目
ハンミョウ
高知市筆山 2007年4月14日 
E-300+Zuiko digital 40-150mm F 3.5-4.5 + EC-14(テレコンバーター) トリミング有り

体長20mm程度で、青、緑、赤などの金属光沢を持つ美しい昆虫です。

人間が近づくと地面から飛び立ち数メートル先の地面に止まります。このような行動を繰り返すので、道案内をする虫とされているようです。

成・幼虫ともに大きな顎を持ち、昆虫類を捕らえて食べます。

望遠レンズでの撮影でしたが、思うように近寄らせてもらえないので、トリミングしてあります。

訪花昆虫

2007年04月15日 | 甲虫目
コアオハナムグリ
高知市筆山 2007年4月14日 
E-300+Zuiko digital 40-150mm F 3.5-4.5 + EC-14(テレコンバーター) トリミング有り

体長12~13mm程度のやや小型のハナムグリで、体には細かい毛が生えているため目立ちませんが、金属光沢があります。

花に訪れ、蜜や花粉を食べます。白い花を好むようで、撮影時にはツツジの花に集団で飛来していました。 
 
カンキツなど果樹の花へも飛来し、幼果を傷つけることから、害虫としての一面も持っています。

捕食者2

2007年04月05日 | 甲虫目
ナミテントウ
南国市 2007年4月5日
Ricoh caplio R5 トリミング有

ナナホシテントウと並んでもっともなじみのあるテントウムシです。

色彩の変異が大きく、黒地に赤紋または黄紋、赤地に黒紋などがあり、紋の数も様々です。

画像ではわかりにくですが、アブラムシを捕食しています。