しもしもの虫ブログ

身近な昆虫類を中心とした自然観察記

大晦日の積雪

2010年12月31日 | 風景ほか

今年の冬は寒くなるとの予報はありましたが、年末に合わせたような寒波到来です。
昨日より瀬戸内側へ行っていましたが、高知へ戻る予定であった今日は積雪の影響で高知道がストップしてしまいました。
仕方がなく四国中央市より一般道を高知へ向かいました。
愛媛県側の積雪量はたいしたことがなかったのですが、徳島側に入ったとたんに雪景色でした。

徳島県三好市大歩危 2010年12月31日 Ricoh Caplio GX100


越冬中のオオテントウ

2010年12月31日 | 甲虫目

オオテントウ、久しぶりに会いました。
体長が1cmを超えるこのテントウムシは、体サイズが半分以下のヒメカメノコテントウと比べるとさすがに迫力があります。


生け垣の竹に発生したアブラムシを求めて集まっていたようです。
以前には幻のテントウムシのように紹介されていたようですが、結構いるものですね。

(高知県須崎市 2010年12月30日 Ricoh Caplio GX100)







タバコカスミカメ

2010年12月16日 | カメムシ目
2010年12月15日

今回は高知県の西端、大月町への訪問でした。
今や高知のナス栽培で害虫防除の定番となったタバコカスミカメの姿がこちらのハウスでも観察できました。

葉の上や


花でも

多くの個体を確認できました。

ただ、こんなものや


こんなものも

ちらほら見えました。
よく見てみるとタバコカスミカメがカビに冒されて死んでいるようです。

昆虫に寄生するカビはいくつかあり、害虫防除にも利用されていますが、種や系統により寄生性が異なるようです。
タバコカスミカメに特異的に寄生するカビでなければ良いのですが...。

(いずれもRicoh Caplio GX100 トリミングあり)


ハモグリバエの幼虫を捕食するヒメハナカメムシ

2010年12月14日 | カメムシ目
早くも師走
野外の虫たちの姿も少なくなってきました。

今回はシシトウハウスの訪問です。
こちらでは、害虫防除に野外から採集した天敵昆虫類を多く放していました。
それらを維持するために植えられているインゲンにはハモグリバエの幼虫が沢山絵を描いており、それらをヒメハナカメムシの仲間が攻撃していました。
いつもエサにしているアザミウマと比べるとハモグリバエの幼虫は随分大きいので、ヒメハナカメムシは十分栄養補給できたことでしょう。


高知県土佐市 2010年12月8日 Ricoh Caplio GX100 トリミングあり