しもしもの虫ブログ

身近な昆虫類を中心とした自然観察記

グンバイトンボ

2011年07月24日 | トンボ目
今週は高知県中西部の津野町へ
目的は久しぶりのグンバイトンボに会うためです。


3cm程度のイトトンボの仲間ですが、雄の脚部に軍配状の飾りが付いているのが特徴です。
清流域に分布するトンボで、県によっては絶滅危惧種に指定されているようです。


こちらは交尾中の個体です。
雌の争奪戦に雄の軍配が役立つとのことです。


こちらは、雑草地に生えていたイヌホウズキを食害していたニジュウヤホシテントウ


こちらも同じくイヌホウズキを食害していたナスノミハムシ
いずれもジャガイモやナスなどを加害する害虫として知られていますが、このような所で繁殖して野菜畑への侵入を伺っているのでしょう。


こちらはクズの茎にいた種不明のヨコバイの仲間?
幼虫でしたが、ウルトラマンの怪獣キャラのような風貌でした。

2011年7月23日 高知県津野町 
E-3++SIGMA MACRO 105mm F2.8 EX DG(1,3枚目)Zuiko digital ED50-200mm F2.8-3.5 SWD(2枚目),Ricoh Caplio GX100(4,5枚目)














晩秋

2010年11月07日 | トンボ目
2010年11月6日 高知県須崎市 

10月下旬に急激な冷え込みがあったためか、野外での昆虫類の発生がかなり少なくなりました。
こちらのトンボもこの付近で見かけるのは、この個体1頭のみ
午後になり日が傾き始めると、日だまりをさがして休んでいました。


E-3+SIGMA MACRO 105mm F2.8 EX DG

こちらは、日陰に咲いていたツワブキの花の周りでホバリングしていたヒラタアブ
こちらはかなり寒さに強いのでしょう。元気に飛び回っていました。

E-3+SIGMA MACRO 105mm F2.8 EX DG
薄暗い場所でしたので、感度を思い切ってiso3200まで上げました。
かなりノイジーですが、なんとか捉えることができました。

ハグロトンボ

2010年08月29日 | トンボ目
高知県南国市 2010年8月29日
Ricoh Caplio GX100

暑い日が続いています。
一ヶ月前には、かなりの個体数が確認できたギンヤンマの姿はほとんど見えなくなってましたが、ハグロトンボは多くの個体を観察できました。
温厚そうに思われる彼らも、それなりに我々の動きを警戒しているようで、ある一定の距離感を保っている個体がほとんどですが、中にはサービス精神旺盛のものもいるようで、数センチメートルまで近づけました。



ギンヤンマの産卵

2010年07月31日 | トンボ目
高知県南国市 2010年7月31日
E-3+Zuiko digital ED50-200mm F2.8-3.5 SWD トリミング有り

ほぼ同じ状況です。
この個体以外にも多くの産卵中のペアを見かけました。
舟入川水系のこの場所以外では、このような多くの産卵シーンに出会ったことはなく、貴重な撮影ポイントです。
ただ、もう少し背景がよければよいのですが...