しもしもの虫ブログ

身近な昆虫類を中心とした自然観察記

ホソミオツネントンボ

2010年04月26日 | トンボ目
高知県須崎市 2010年4月25日
E-3+SIGMA MACRO 105mm F2.8 EX DG

朝から好天に恵まれましたが、まだまだ気温は低めで、日陰に入ると肌寒い感じです。
ただ確実に昆虫類の活動も活発になっており、多くの蝶類の姿をみかけました。
こちらは、成虫で冬を越すホソミオツネントンボ。

ヨコヅナサシガメ

2010年04月19日 | カメムシ目
高知県南国市 2010年4月17日
Ricoh Caplio GX100

春以降天候不順で、すっきりしない天候が続いています。

気温の大きな変化は昆虫類にとっても大変過酷な環境だと思います。
久しぶりの晴れ間で、気温も上昇し、サクラの樹幹部で潜んでいたヨコヅナサシガメが一斉に羽化していました。
本来は黒い体色も、羽化間もない時は鮮やかな赤色をしており、大変目立ちます。
この他にもいくつかの赤い体色の個体を見かけました。

このサシガメは南方系の種で、地球温暖化による分布域の北上が報告されています。
他のサシガメ同様に刺されるとかなり痛いようですが、公園に普通に発生するようになり、衛生害虫扱いされることのないよう願いたいです。