しもしもの虫ブログ

身近な昆虫類を中心とした自然観察記

室内撮影

2014年08月29日 | その他
久しく室内で撮ることがなかったのですが、機会を得ましたので撮影してみました。

ブチヒゲクロカスミカメという1cm足らずの小さなカメムシの仲間です。
カスミカメムシの仲間は植物を吸収する種が多いですが、このカメムシもナスやピーマンを加害する害虫として知られています。
高知県内では、平野部で見かけることは少なく、山間部での発生事例が多いようです。
成虫の体色は画像のように黒っぽく地味ですが、幼虫では体は淡緑色、脚や触角には赤褐色な部分もありずいぶん印象が異なります。

もう少し胸部に当たったフラッシュの反射を抑えたいところですが、コントロールが難しいです。

2014年8月29日 高知県嶺北産
E-3+Zuiko digital 35mm F 3.5+EC-14(1.4倍テレコンバーター)

秋の虫たち

2012年10月03日 | その他
早くも10月に入りました。
野外ではすっかり秋の虫たちが主役です。

今回は虫たちの表情を捉えるべく、顔を中心に撮影してみました。

同じカマキリの仲間でも、ヒメカマキリはやんちゃな表情、オオカマキリはかなり落ち着いたように見え、表情が異なります。
実際に、ヒメカマキリはカメラにかなり関心があるのか目線を外しませんでした。

ツユムシの睨み具合もいい感じではないでしょうか。









2012年10月3日 高知県香美市
E-3+SIGMA MACRO 105mm F2.8 EX DG

とある場所の草むら

2011年04月17日 | その他
4月もはや半ば
やや肌寒い日が続くものの、水田では田植えが進み、野外の虫たちの種類や数も随分多くなりました。


まずはスイバの葉上にいた小型のバッタの幼虫
虫の眼風に背景も入れて狙ってみましたが、5ミリ程度の被写体では葉が大きすぎて背景が上手く入りませんでした。


こちらは、成虫で越冬するイトトンボの仲間、ホソミオツネントンボです。
以前にも同じ場所で見かけたことはありますが、なんでもない草むらに割といるものですね。
もう少しすると鮮やかなコバルトブルーに体色が変わるようです。


ヒラタアブ成虫のホバリングもあちこちで見られていました。
そのうちの1頭が葉の上に降りて尻を葉上に突き出し産卵行動をしていました。
一見ヒラタアブ幼虫のエサとなるアブラムシの姿はなさそうな場所でしたが、よく見ると葉裏には多くのアブラムシが並んでいました。

高知県須崎市 2011年4月16日 Ricoh Caplio GX100




スペインへ

2010年11月16日 | その他
2010年11月13日

ひょんなことからスペインへ来ています。
成田からロンドンのヒースロー空港経由でマドリッド入りまで20時間近く
さすがに遠いです。


Madrid Principe Pio Station Olympus E-300 ZUIKO DEGITAL 25mm F2.8
マドリッド市内で宿泊したホテル横のプリンシペ・ピオ駅

比較的新しく建築されたようでしたが、古い町並みにマッチするデザインで周辺にとけ込んでいました。


London Heathrow Airport Olympus E-300 ZUIKO DEGITAL 25mm F2.8
乗り換えのロンドンのヒースロー空港のバーにて

銘柄だけで注文した‘LONDON PRIDE'
黒ビール系でした。
今回は乗り換えで立ち寄っただけでしたが、以前からあこがれの地‘London’
機会があればこちらも訪問したいと思います。

津波とオオバン

2010年02月28日 | その他
高知市 2010年2月28日
E-3+Zuiko digital ED50-200mm F2.8-3.5 SWD

昨日に南米チリ中部沿岸で発生したマグニチュード(M)8.8の巨大地震による津波警報が本日発令されました。
高知県内でも最大2mの津波の襲来が予想されるということで、午前中から防災無線での注意・避難勧告がなされていました。

テレビ報道では第一波の到達予想時刻をすぎても特に異常はなさそうなことでひと安心と思っていましたが、たまたま通りかかった新国分川橋付近では川を逆流するように大きく川上に向かって水が流れている様子が観察できました。

川面にはオオバンの姿がありましたが、その流れに逆らうことができずに川を上ってきました。

高知県では、とりあえず災害に結びつくような被害はなさそうですが、自然の脅威を感じた瞬間でした。