しもしもの虫ブログ

身近な昆虫類を中心とした自然観察記

ハンター

2008年08月28日 | ハチ目
高知県須崎市 2008年8月27日
E-3+Zuiko digital 70-300mm F4.0-5.6

雑草地で、コガタスズメバチ?が餌を探索していました。
しばらく辺りを飛び回った後、コガネムシの仲間を捕えました。
胸部と頭部の間を顎でガッチリと抑えていたようです。

激しく抵抗したのか、ビロードコガネと思われる個体の脚部はちぎれ飛んでいました。
撮影時には気がつかなかったのですが、その手前には、周辺の騒ぎには全く動じずに静止しているスケバハゴロモの姿があります。

ハンター2

2008年08月28日 | クモ類
高知県須崎市 2008年8月27日
E-3+Zuiko digital 14-54mm F2.8-3.5 トリミング有り

花壇の花では、多くのイチモンジセセリの姿を観察することができました。

その中で、少し動きのおかしい個体がいました。
よく見ると花の近くで獲物を待ち構えていたハンター「アズチグモ」に捕えられていました。

本山町の棚田

2008年08月24日 | 風景ほか
高知県本山町 2008年8月23日
E-3+Zuiko digital 14-54mm F2.8-3.5

本山町は高知県から徳島県にかけて流れる吉野川の上流域に位置します。
今回は、同町の山合いにある棚田周辺での生物調査イベントへの参加です。

稲穂は傾きかけておりもうしばらくすると収穫時期になりそうです。
棚田の間を流れる谷沿いには、サワガニやサンショウウオの幼体などもみられ、自然環境が残っているようです。

ベッコウバチ

2008年08月17日 | ハチ目
高知市筆山 2008年8月17日
E-3+Zuiko digital 14-54mm F2.8-3.5 トリミング有り

画像では、どちらが捕食者か分かりにくいですが、狩りバチの仲間にクモが捕えられています。
本種は、体長が20mm程度で、クモ類を専門に捕える狩りバチの仲間です。

最初見つけた際に、近接撮影しようと試みると威嚇するような感じのポーズを見せてましたが、さらに接近すると獲物を離しました。その後やや離れた位置で観察していると、素早く獲物まで戻り、引きずるように巣穴に向かって進んで行ってました。

キマワリ

2008年08月17日 | 甲虫目
高知市筆山 2008年8月17日
E-3+Zuiko digital 14-54mm F2.8-3.5

体長が20mm程度の甲虫の仲間です。
幼虫、成虫共に朽木を食べ、和名(キマワリ)は林内の樹幹部を徘徊している姿(樹回り)に由来しているようです。
ブロンズ系の金属光沢があり美しい甲虫だと思いますが、人気はあまりないようです。