しもしもの虫ブログ

身近な昆虫類を中心とした自然観察記

毛深い蛾

2007年04月30日 | チョウ目
ケブカヒゲナガ
香美市 2007年4月29日
Ricoh caplio R5

体長は1cm程度で、長い触角が特徴的なヒゲナガガの仲間です。
雄はこのように毛深いのが特徴です。

普通のカメムシ2

2007年04月29日 | カメムシ目
マルカメムシ
高知市 2007年4月29日
Ricoh caplio R5

体長は5mm程度の小さなカメムシです。
マメ科植物に寄生し、大豆などの農作物の害虫としても知られています。

画像のようにクズの茎に集団で寄生しているのをよく見かけます。

秋季に越冬前の個体が洗濯物に集まり、その臭いが問題となることがしばしばあるようです。


亀甲型2

2007年04月28日 | 甲虫目
カメノコテントウ
愛媛県面河渓谷 2006年11月3日
E-300+Zuiko digital 35mm F 3.5 + EC-14(テレコンバーター)

体長は大きいもので12mm程度の大型のテントウムシです。
越冬前には白い壁などにナミテントウなどとともに集団で飛来しているのを見かけることがあります。

成虫、幼虫ともにクルミに寄生するハムシの幼虫をエサとするようです。


亀甲型

2007年04月28日 | 甲虫目
ヒメカメノコテントウ
南国市 2007年4月27日
Ricoh caplio R5  トリミング有り

体長は5mm程度で、ナミテントウやナナホシテントウと比べ小型の種です。

背面の模様には変異があり、画像のものは和名にもある亀の甲羅のような標準的なタイプで、その他、黒地に黄点、黄地に黒すじ、黒などがあるようです。

似たような模様をしたカメノコテントウという大型の種類もいます。

天敵 対 天敵

2007年04月27日 | ハエ目
ヒラタアブの一種
高知市 2007年4月27日
E-300+Zuiko OM38mm Macro F 2.8 

先日紹介したカマキリの幼虫の餌として与えていたアブラムシの中にヒラタアブの一種の幼虫が紛れていたようです。
このアブの幼虫はアブラムシ類の天敵であり、たくさんのカマキリのふ化幼虫の入っているケージ内で、彼らを気にする様子もなくアブラムシをむさぼるように食べていました。
成虫はホバリングが得意で、アブラムシ類のコロニーを見つけ産卵します。