しもしもの虫ブログ

身近な昆虫類を中心とした自然観察記

ハグロトンボ撮影へ

2012年06月17日 | Weblog
今日はいつものハグロトンボ撮影ポイントへ


もうしかしたらギンヤンマも!と期待していましたが、少し早すぎたようで姿は見えませんでした。


その代わりという訳ではないですが、水路脇のハンノキ?には沢山のハムシの姿が・・・
成虫、幼虫ともに特徴のないハムシでした。


周辺をよく観察していると、鮮やかな色をした大型の甲虫が・・・ カメノコテントウでした。
このハムシを狙っていたのでしょうか?
もう少しいいアングルでと思いましたが、こちらに気づいたようで、すぐに飛び去っていきました。



その他にはやや黄化していた葦の葉を見てみると、大量のアブラムシが発生していました。
早速ヒメテントウが集まっていました。
その他にもヒメカメノコテントウ、寄生蜂のマミー、ヒラタアブ幼虫など沢山の天敵たちの姿も見かけました。


こちらはヒメテントウ幼虫です。


産卵のために集まっているのか、小さな水路には大型のナマズの姿もいくつか見かけました。

2012年6月17日 高知県南国市 
E-3+SIGMA MACRO 105mm F2.8 EX DG(1,3,6枚目)、Ricoh Caplio GX100(2,4,5枚目)


マダラカモドキサシガメ

2012年06月04日 | カメムシ目
かなりの写真ネタ不足なので、少し前の画像になりますが、タイトルのサシガメを紹介します。

5mm程度の大変小さなカメムシで、脚が長く伸びているので最初はイトカメの仲間かと思いましたが、口元はしっかりとサシガメの特徴である大きな針を持っています。

カモドキとありますように飛翔する姿は蚊そのものです。


華奢な体に釣り合わない大きな口吻です。


静止時にはこのようなファイティングポーズともとれるような格好をしています。

2012年3月20日撮影 高知県土佐市採集(農業維新さん提供) 
E-3++Zuiko OM38mm Macro F 2.8