しもしもの虫ブログ

身近な昆虫類を中心とした自然観察記

卵寄生蜂

2007年10月27日 | ハチ目
ハスモンヨトウの卵寄生蜂
南国市 2007年10月25日
Ricoh R5

ハスモンヨトウの卵塊上を小さな蜂がうろついており、時々針を刺すような行動をしていました。

卵寄生蜂と思われます。

もう少し鮮明な画が欲しいところですが、体長が1mm以下で、コンデジによる野外での撮影ではこのあたりが限界です。

鞘と針

2007年10月27日 | カメムシ目
ミナミアオカメムシ成虫
南国市 2007年10月25日
Ricoh R5 トリミング有り

こちらは成虫です。
芋畑近くの雑草地で、マメ科雑草の茎を吸汁していました。

太く見えるのが鞘(口吻)で、頭部先端から伸びている細い針状のものが口針です。

芋畑3

2007年10月27日 | カメムシ目
ミナミアオカメムシ終齢幼虫
南国市 2007年10月25日
Ricoh R5

特に好んで芋を吸っている訳ではないのでしょうが、周りに餌となる植物がなかったので迷い込んでいます。

ミナミアオカメムシが野外で越冬できるのは成虫態であり、羽化できなかった場合には冬を越すことはできないようです。
この個体は終齢で体も十分発育していることから間もなく羽化すると思います。

芋畑2

2007年10月27日 | クモ類
スジブトハシリグモ
南国市 2007年10月25日
Ricoh R5

体長は20mm程度で脚の長いハシリグモの仲間です。

この仲間は網を張らず待ち伏せて餌を捕ります。

芋畑で良く見かけるクモです。

芋畑

2007年10月27日 | トンボ目
アキアカネ
南国市 2007年10月23日
Ricoh R5

芋畑で交尾中のアキアカネが休んでいました。

秋に産下されたアキアカネの卵はそのまま冬を越し、春先になり水路や水田に水が引かれるとふ化してきます。

南方系のチョウ

2007年10月24日 | チョウ目
ツマグロヒョウモン
香美市野市町 2007年10月21日
Ricoh R5

数日前からの朝晩の冷え込みで野外でみかける昆虫の姿がすっかり少なくなっていましたが、この蝶は元気に飛び回っていました。

ツマグロヒョウモンはパンジー等の害虫で、温暖化に伴い北進しているとされています。

秋晴れ

2007年10月21日 | ハチ目
ミツバチ
南国市 2007年10月20日
Ricoh R5  トリミング有り

秋晴れの下、多くのミツバチがセイタカアワダチソウの花に集まっていました。

MF、ノーファインダーで何枚か撮影し、何となくピントが合っていた一枚。