しもしもの虫ブログ

身近な昆虫類を中心とした自然観察記

ヘクソカズラの花に集まるアザミウマ

2011年09月10日 | 植物
早くも9月中旬
日中の日差しは相変わらずに強いですが、朝晩の気温は下がり秋らしくなりました。

今日はあるものを探して五台山を探索です。

道中では、バッタの仲間を多く見かけました。

イボバッタの仲間でしょうか?
地味な模様のバッタですが、枯れ葉上では秋の風景にマッチしていました。

目的はこれ“ヘクソカズラ”です。


悪臭があることから、あまり人には好かれることのないとされるヘクソカズラですが、小さな可愛らしい花を咲かせており、もう少しふさわしい名前を与えてやりたいものです。

実は目的は植物そのものではなく、花の中に潜んでいる“アカメガシワクダアザミウマ”です。


ヘクソカズラの花の花粉に集まっているようで、叩くとパラパラと落ちてきました。
他のアザミウマ同様に微小でかつ動き回るため、なかなか手持ちのカメラでは捉えにくいですが、なんとかそれらしく撮れた1枚。
動き回る時にはこのように尻を持ち上げるのが特徴のようです。

2011年9月10日 高知市五台山
Ricoh Caplio GX100

柿の木に着生した風蘭

2010年10月17日 | 植物
高知県大月町 2010年10月12日
Ricoh Caplio GX100

またまた先日の幡多遠征ネタです。
同行者に植物マニアがいまして、自分とはまた異なった視点で周りを観察しています。
彼の狙いは柿の樹幹部に着生した風蘭!
花の甘い香りが魅力のひとつとのこと。
氏によると珍しいものは◯島屋などでウン十万円で販売されているとか!

世の中には色々なマニアがいるもので、良い刺激になりました。

ノジギク

2009年11月26日 | 植物
高知県佐川町 2009年11月22日
E-300+Zuiko digital 35mm F 3.5

少し遠出をする機会があり、E-300を持ち出し晩秋らしいものをと思い探しててみましたが、天候も優れず、道中にあったノジギクに被写体になってもらいました。


シイの実

2009年10月24日 | 植物
高知県香美市 2009年10月24日
Ricoh Caplio GX100 トリミング有り

普通のドングリは、帽子を被っているように一部が包につつまれていますが、シイは実が完全に包につつまれて熟し、それが裂けて外に出ます。

子供の頃にはシイの実を拾ったことはありますが、樹上ではこのようになっているのを確認したのは比較的最近のことのように思います。

日本のシイの仲間にはツブラジイとスダジイがあるようですが、果形が球形に近いので前者でしょうか?

包が割れているのも少なく、地上部に落下するにはまだしばらくかかりそうです。


サクラ

2009年03月16日 | 植物
高知県南国市岡豊山 2009年3月15日
E-3+Zuiko digital ED50-200mm F2.8-3.5 SWD トリミング有り

朝方は結構冷え込みましたが、風の強かった昨日に比べ穏やかな一日となりました。
岡豊山の桜の開花宣言にはもう少しかかりそうですが、気の早い数輪が花を咲かせていました。

満開の菜の花

2009年03月10日 | 植物
高知県南国市 2009年3月10日
E-300+Zuiko digital 70-300mm F4.0-5.6 トリミング有り

2月下旬から3月上旬にかけては菜種梅雨のような感じで定期的に雨が降りました。
近年は異常気象続きですが、今年も春がずいぶん早い感じです。

昨日の雨は上がり好天に恵まれました。
満開を迎えた菜の花には多くのミツバチやハナアブが訪れていました。