しもしもの虫ブログ

身近な昆虫類を中心とした自然観察記

ミカンの茎内の卵

2012年10月24日 | バッタ目
今年伸びた温州みかんの枝から何やら木屑が出ているものがありました。



中を割ってみると長径7mmほどの扁平な卵?種子?のようなものが並んで入っていました。



どうもクマダキモドキというキリギリスの仲間の卵のようです。
今年伸びた枝とはいえ、組織はかなり固いとは思いますが、彼らは大きな産卵管で枝を切り裂き、その中に卵を産みつけるようです。

こちらは、先日目にする機会のあった割れたナスの茎に産みつけられた卵ですが、これも同様のようです。
こちらはかなりの数が並んでいました。



2012年10月19日 高知県南国市
Ricoh Caplio GX100(1枚目)、E-3+Zuiko digital 35mm F 3.5(2,3枚目)

ツチイナゴ

2010年10月10日 | バッタ目
高知市筆山 2010年10月10日
E-3+SIGMA MACRO 105mm F2.8 EX DG

卵で冬を越す種類がほとんどのバッタの仲間の中で、成虫で冬を越す少数派です。
まだ幼虫のものもいましたが、徐々に成虫の個体数も増えているようです。
こちらでは、ショウリョウバッタなど、バッタ類の仲間がほとんどで、確実に秋が深まっているようです。

クツワムシ

2008年10月20日 | バッタ目
高知県南国市 2008年10月19日
E-3+Zuiko digital 35mm F3.5

体長が50mm程度で、体幅もあり、結構迫力のある大型のキリギリスです。
林内の薄暗いところで、感度を上げてもシャッタースピードを稼げませんでしたが、動きが緩慢なのと手ぶれ補正のおかげもあり、なんとかブレずに捉えることができました。