しもしもの虫ブログ

身近な昆虫類を中心とした自然観察記

スペインⅡ

2014年09月07日 | Weblog
引き続いて、アルメリアへの経由地として往路と復路でそれぞれ1泊したマドリッドでの画像です。


太陽の門にて、カルロス3世騎馬像


マドリッド市内の様子


スペイン広場にて、メキシコ楽団のメンバー

(2010年11月 spain madrid)
E-300+Zuiko digital 25mm F 2.8


スペイン

2014年09月06日 | Weblog
最近、なんとなく閲覧したブログをきっかけにヨーロッパの町並みを撮ってみたくなりました。
とはいいましても、そう容易に行けるものではないので、昔の画像をほじくり返してみました。


約4年前に訪問したスペインです。
マドリッドから飛行機で1時間ほど南下したアルメリアという地区です。
それほど大きな町ではなく、スペイン国外から訪問するほどの観光地という感じではなかったので、観光客らしき人々もほとんど見られなかったのですが、それが逆にいい感じでした。
地中海に面した当地区は日差しが強く青空が印象的な街でした。


こちらは滞在先のホテルの窓から見えた路地裏の様子です。



アルメリアからサンホセ海岸に向かう海沿にあった古い教会です。
グーグルマップのストリートビューで確認すると外装が新しくなっていました。


夜には人々の動きが少なくなりますが、まさにヨーロッパの古い町並みといういい雰囲気になります。

(2010年11月 spain almeria)
E-300+Zuiko digital 25mm F 2.8




室内撮影

2014年08月29日 | その他
久しく室内で撮ることがなかったのですが、機会を得ましたので撮影してみました。

ブチヒゲクロカスミカメという1cm足らずの小さなカメムシの仲間です。
カスミカメムシの仲間は植物を吸収する種が多いですが、このカメムシもナスやピーマンを加害する害虫として知られています。
高知県内では、平野部で見かけることは少なく、山間部での発生事例が多いようです。
成虫の体色は画像のように黒っぽく地味ですが、幼虫では体は淡緑色、脚や触角には赤褐色な部分もありずいぶん印象が異なります。

もう少し胸部に当たったフラッシュの反射を抑えたいところですが、コントロールが難しいです。

2014年8月29日 高知県嶺北産
E-3+Zuiko digital 35mm F 3.5+EC-14(1.4倍テレコンバーター)

久々のキンカメムシ

2014年05月17日 | カメムシ目
本日は甫喜ヶ峰森林公園へ
良く晴れてはいるのですが、少し霞がかかっています。

特に目的もなかったのですが、せっかくなので頂上の駐車場のツゲの樹をがさごそしてみました。


久しぶりのニシキキンカメムシです。

ここ数年目にしなかったので、絶えてしまったかもと思っていましたが、生き延びていたようです。
こちらでは赤い模様の部分がやや褐色がかったものを見かけることが多いですが、今日の個体は結構鮮やかな色です。

高知県香美市 2014年5月17日
E-3+Zuiko digital 14-54mm F2,8-3.5


ヨコヅナサシガメ

2014年05月14日 | Weblog

先日、強かった風に飛ばされたのか自宅庭をうろうろしていたヨコヅナサシガメ。
早速、被写体になってもらいました。

桜など木本植物の樹幹上でよく見られるサシガメなので、主に草本植物をエサとするハスモンヨトウとは自然界では出会う機会は少ないとは思いますが、近くにエサがいれば当然捕食しました。
かなり緩慢な動きのサシガメですが、こうやってみると肉食獣的な絵となっています。

高知県南国市 2014年5月14日
E-3+Zuiko digital 35mm F3.5

横浪半島

2014年05月12日 | Weblog
よい天気です!

土佐市から須崎市を結ぶ横波スカイラインです。
その昔は有料道路で観光地としてそれなりの位置づけであったようですが、最近は無料化されているにもかかわらず交通量はまばらです。


まさに太平洋!! という絶景なので、観光資源としてもう少し有効に活用できないものでしょうか。


こちらは、チャバネアオカメムシです。
つい最近も別の場所でも見かけましたが、越冬から覚めた個体が目立つようになっているのでしょうか。

高知県須崎市 2014年5月11日
E-3+Zuiko digital 14-54mm F2,8-3.5(上)、SIGMA MACRO 105mm F2.8 EX DG(下)

土佐山

2014年05月05日 | Weblog
この時期になると良く訪れる撮影スポット高知市土佐山です。


チョウの仲間も良く見かけるようになりました。
羽の模様が漢字の八の字を逆さに見えるサカハチョウ。


イタドリの葉で見られたコフキゾウムシ。


ワカバグモでしょうか?

今回はマクロレンズを持ち出してみましたが、風が結構強く吹く中、歩留まりの悪い撮影環境でした。


高知県高知市 2014年5月3日
E-3+SIGMA MACRO 105mm F2.8 EX DG(1,2枚目)Zuiko digital 35mm F 3.5(3枚目)




新緑

2014年04月29日 | Weblog
毎年この季節になるとカメラを片手に出かけたくなります。
ここ数年、4月は比較的温度が低い日が続くことが多い気がします。
山間部に入ったここ大豊町でも気温は20℃を下回っており、虫たちの動き出しも遅めのようです。


定福寺の仁王門へ続く石段脇にある小さな茶園も新芽が伸びています。


以前には近寄らせてもらえなかったウスバシロチョウでしたが、今回は吸蜜に夢中でしばらく被写体として付き合ってくれました。


こちらはいつでも付き合ってくれるベニシジミ

今回は標準レンズのみでの撮影でしたが、比較的寄ることができるので、十分マクロ代わりになりました。

高知県大豊町 2014年4月27日
E-3+Zuiko digital 14-54mm F2,8-3.5


Ricoh GX100

2014年04月12日 | Weblog
久しぶりの更新となりました。
撮影を行っていなかった訳ではないのですが、なんとなく空いてしまいました。
今回は、コンデジでの撮影です。

Ricoh GX100は今となってはあえて選択するべき機種ではないのかもしれませんが、何と言ってもコンパクトで、なおかつ条件によってはそれなりにいい絵を吐き出してくれます。


イチゴの花に訪れたセイヨウミツバチ、左横に見える黒いアザミウマは捕食性天敵のアカメガシワクダアザミウマです。


アカメガシワクダアザミウマ成虫と幼虫の2ショット


どこからか現れたヒラタアブの一種の成虫

小さな昆虫の仲間を撮影するためには、一眼ではどうしても大掛かりになりますが、コンデジでも条件があえばそれなりな絵となります。
この機種の後継機は今ではなくなったようですが、機動性という点ではコンデジは一眼に比べ大きなアドバンテージもありますので、サイズは抑えつつ、もう少し暗部に強く、フォーカス速度の速い代替機となりうる機種があればと思います。

2014年4月11日 高知県高岡郡中土佐町ほか
GX-100

足摺岬

2013年12月01日 | Weblog
早くも11月も終わりに。
かねてより気になっていた足摺での観察に出かけました。


朝から好天に恵まれ、四国最南端のこの位置から太平洋が遠くまで見渡せます。


あちこちでツワブキの花が咲いていました。
ハエやアブの姿は見えるものの、その他の虫たちの姿はほとんど見えず、1頭だけ確認できたイチモンジセセリ。
その他にはアサギマダラの姿も見かけましたが、写真にとらえる間もなく、どこかへ飛び去っていきました。


ここは室戸岬と並んでオオキンカメムシの越冬場所として知られていますが、これまでにはかなり昔に1回観察したきりでした。
その際には県道脇だったような気がしますが、今回はビロウ自生地近くの椿で観察しました。
最初は探すのに苦労しましたが、一旦見つかると、その周辺にはいくつかの集団がいました。
背景に見えるのは上の写真の天狗の鼻を反対側から見たところです。

2013年11月30日 高知県土佐清水市足摺岬
E-3+Zuiko digital 14-54mm F2.8-3.5(1,2枚目)・Zuiko digital 25mm F 2.8+ EC-14+魚露目8号(3枚目)