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しもしもの虫ブログ

身近な昆虫類を中心とした自然観察記

ヤナギグンバイ?

2009年07月19日 | カメムシ目
高知県南国市 2009年7月18日
Ricoh Caplio GX100 トリミング有り

成虫でも体長が3~4mm程度のグンバイムシの仲間です。

葉表にハダニのような白く微小な食害痕があり、その裏面にこのように多くの幼虫の寄生が見られました。
これまで紹介したグンバイムシのような軍配状ではなく、小さなカスミカメのような感じです。

クマゼミ

2009年07月18日 | カメムシ目
高知県香美市 2009年7月18日
E-3+Zuiko digital ED50-200mm F2.8-3.5 SWD

クマゼミの鳴き声の賑やかな季節がやってきました。
もともと南方系のセミで、以前には本州では珍しい種であったようですが、温暖化の影響か、最近は関東でも普通に見られています。

ここ一週間の間にかなり個体数が増えたようです。
まだまだ静かですが、すぐに朝から大合唱が聞こえるようになるでしょう。

ホウズキカメムシ

2009年07月15日 | カメムシ目
高知市 2009年7月14日
E-3+Zuiko digital 35mm F 3.5 + EC-14(テレコンバーター)

成虫は10mm程度で、黒褐色で光沢もなく地味な印象のカメムシです。
アサガオや家庭菜園のナスなどの茎にびっしりと付いているのを良く見かけます。

卵は葉裏などに20個程度が整然と産下され、こちらは成虫の地味な印象とは異なり、黄褐色で光沢があります。


こちらはカラーピーマンの果実に産下された卵(左上)からふ化した幼虫(右下)です。
さすがに、こんなものが店頭に並んでいると異物混入で大騒ぎでしょう。

タバコカスミカメ

2009年07月10日 | カメムシ目
高知県南国市 
E-3+Zuiko OM38mm Macro F 2.8

体長は4mm程度の小型のカメムシです。
クロヒョウタンカスミカメ同様にタバココナジラミの天敵カメムシとして知られています。

体色が薄緑のきれいなカメムシです。背中に付着しているのは花粉のようです。

今回もお蔵入り画像から紹介の一枚でした。
(2008年10月22日撮影)

クロヒョウタンカスミカメの産卵

2009年07月08日 | カメムシ目
高知県南国市 
E-3+Zuiko OM38mm Macro F 2.8

体長は3mm程度の小型のカメムシです。
ピーマンやナスの重要害虫であるタバココナジラミの天敵カメムシとして知られています。

この角度では分かりにくいですが、野外で見るとアリそっくりの姿形をしています。
ナスの葉脈に産卵管を突き刺して産卵していました。

最近はネタ不足もあり更新が滞りがちです。今回はお蔵入り画像からの一枚でした。
(2008年10月24日撮影)

アブラムシの産仔

2009年05月16日 | カメムシ目
高知県室戸市 2009年5月15日
Ricoh Caplio GX100 トリミング有り

海岸部に近く温暖な室戸市では、雑草地のスズメノテッポウも枯れ始め、充実した子実のはじける音が聞こえていました。
わずかに青みの残る箇所ではエンドウヒゲナガアブラムシが小さなコロニーを作っていました。