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チョット一言

 父と私の百年戦争 (認知症)

2007-10-03 | weblog





父は、一人暮らしをしていました、幸い直ぐ近くに、遠縁の方がいて、
日々の食事は、作ってくださっていましたし、私も週に1度は出かけて行ってました。
2ヶ月に1度は、我が家の方にも来ていました。
でも、なんだか落ち着かず、2日目になると必ず、
 「チョット、帰ってくる」を連発していました。
御近所の、昔からのお仲間の方が、毎日のように遊びに来ているようでした。
たまには、チョット遠出をしたりと、楽しく過ごしていたようです。
で、その方達の事が気掛かりで、我が家にいてもどうも、ドッシリと出来ません。
今年の7月に来た時も同じでした。
でも、その頃になると、お仲間も一人減り、2人減り、
この春頃からは、尋ねてみえる方もいなくなっていたようです。
それぞれ、入院されたり、亡くなったりで・・・・でも、父は家でその方たちが来るのを、
楽しみに待っていたようです。

どうだったのでしょうね、その辺の心の、動きとか移ろいととかが私にはつかめませんでした。
7月に主治医に、もうスッカリ止めていた『睡眠導入剤』を、
夜、寝付けないので・・・と言って、貰い始めていました。
九月に入り、その薬の管理に問題が発生、
一週間分の薬が4、5日目には無くなって、病院に来るようになったらしいのです。
その状態と父の様子を見た主治医は、認知症のテストをされたようです。
 「数値の計算は素晴らしいですが、その他の面では、ほぼ認知症と、思われます」
その結果に、さほどの驚きはありませんでした。
父との日頃の会話の中で、多少は感じていた事でしたし、叔父や叔母達も同様の症状が出てました。
でもこうして面として言われると、些かショックでした。

さて、我が家に来たその日から、父の奇行が始まりました。
私は仕事柄、特別違和感は感じませんでしたが、家族には異様に見えたらしいです。
記憶障害・・・・・新しい事が覚えられず、過去の記憶も曖昧になる。

見当識障害・・・・時間や場所がわからなくなる、重度になると、人の認識も出来なくなる。

この2点が当てはまりそうです。
随分昔の事は案外覚えているのですが、最近の事はまるでダメです。
例えば、食事を済ませて、2、3時間後には、食事をした事を、全く覚えていません。
私が留守をする時、
 「お昼にこれを食べてね」 と、言ってもお昼が何時なのかわからない様子です。
それで、
 「おなかが空いたら、これを食べてね」 と言うと、OKのようです。

家族の者は、特別な考えも無く、いろんな事を言うので、時々混乱しています。
例えは、
 「今度は**日に、又病院に行かないとね・・・」
なんて言おうものなら、大変です。
 “病院に行く・・・・” と言う、言葉だけが、頭に残ります。
急に着替えだしたり、髭剃りを始めたり・・・・・何度、説明しても、その時は解っていて、
とりあえず落ち着くのですが、又暫くすると、着替えを始めます。
 「今日は病院には行きません、明日も行きません。」
これを、何度か繰り返して、やっと落ち着きます。

家族には、過去の事は大体忘れているので、いくら言っても構わないけど、
先の事は言わないように、混乱するから・・・・と頼みます。
何か起こるとその都度、家族に説明して、協力を促しています。

父が来たその夜、娘が
 「お母さん、今日、3回もお爺ちゃんから、お帰りなさいと言われたよ・・・」
と、言いました。
 「そう、その内、貴女が、ただいま~~~~って、帰ってきたら、
  どちら様・・・なんて言う様になるかもね・・・」
と、言うと娘は、驚いていました。
根が優しい子ですから、その夜から、お帰りなさい、と言われたら、
その都度、ただいま・・・・と、言っているようです。
祖父の話も真剣に聞いてやっています。
見ていると、面白いです。

認知症の人は、その瞬間、瞬間を生きていると言われています。
全くその通りです。
現在が少しでも過去になると、その都度置いてきています。
明日の事を言っても、その事柄だけを、今に当てはめようとします。
私が習った教科書通りには、当てはまらない事も有りますが、
それが、個性なんでしょうね。

でも、繰り返しの作業で、簡単な事は覚えていけるようです。
中々、捨てたものでも有りません。


      












 久しぶりの勝利です

2007-10-03 | weblog

ホークス残り試合3です。
すべて勝利しないと、2位での通過は難しくなります。
何としても、2位で、クライマックスシリーズに望まないと、
ホームグラウンドで、クライマックスシリーズ開催はできません。

今日は、対オリックス戦です。先発はスタンドリッジです。
 2 - 1 で勝てました。
最下位のチームにだけは負けて欲しくなかったですね。
何とか勝利できてよかったです。
2位のロッテも勝ってました、ゲーム差も順位も変わりません。
とりあえず、目の前の試合に勝っていかなくては、何も見えてきません。

明日ロッテ戦、次は西武・・・・これがドームでの最後のリーグ戦になります。
勝って終わりたいものです。
ドームの空高く上がる、花火を必ず見ます。


ロッテのジョニー黒木が、今シーズン限りで・・・・戦力外を通告されたようです。
右肩を痛め、ここ2、3年は、実戦から遠のいていました、
今シーズンの登板は1度きりでした。
本人は現役続行を望んでいるとか・・・・やはり厳しいプロの世界です。
そんなプロの世界に、潰されて欲しくないです。
もう一度、マウンドに立つ黒木の雄姿を見たいです。
頑張れ、黒木 



ソフトBスタンドリッジが7勝目
<オリックス1―2ソフトバンク>◇2日◇京セラドーム


ソフトバンクが先制の2点を守りきって、逆転シーズン2位に望みをつないだ。
投打の助っ人で決めた。
初回、四球と安打で1死一、三塁のチャンスにブキャナンが適時二塁打。
「チームには勢いが必要だと思っている。この先制点で乗ってくれればいいね」
と助っ人の泣かせるセリフ。
井手の内野ゴロの間にさらに1点を追加した。
投げてはスタンドリッジが7安打を浴びながらも要所を締め、
オリックス打線を7回まで無得点に抑える力投。
ロッテも勝ち、ゲーム差1・5は変わらないが、残り試合で3連勝フィニッシュを狙うのみだ。



多村をお迎え
1回表ソフトバンク1死満塁、
生還した多村を迎える王監督(左)と秋山総合コーチ




盗塁を決める本多
9回表ソフトバンク2死一塁、
一塁走者の本多は二塁へ盗塁を決める




王監督
オリックスに勝ちベンチ前で馬原を迎える王監督