今まで、怠け者状態だったせいでしょうか、
歩き始めて三日目辺りから、いわゆる 「弁慶の泣き所」 周辺の筋肉が痛くて・・・。
それでも頑張って歩いています。
そんな中、28日
「明日、あの難所ヶ滝へ行きましょう・・・」 と、お誘いがありました。
数日前から、そんな話は出ていたのですが、
なにせ、29日・30日は今回最後の寒波到来とのニュースです。
多分、行くのなら来週位・・・かナ・・と、私の中では思っていました。
29日の天気は、昼過ぎ又は夕方頃から、雪らしいとの予報です。
大丈夫、出かけましょう・・・と、いう事になりました。
三郡山は2度目になります、一昨年の9月でした。
何よりも、雪の中を登るのは初めて、しかも積雪50センチ。
もちろん、アイゼンは使用しますが、何かと不安だらけ、
それでも、難所ヶ滝の素晴らしさは、17日のNHKの全国ニュースで流されて以来、
ローカルの情報番組や新聞で連日のように目にしている訳で・・・。
行くべし・・・の、気持ちの方が強くて、
では、気をつけて登りましょう・・・と、話は決着。
チョットは嬉しくてニンマリです。
出発は朝6時半。
車で、一路宇美町の「昭和の森公園」駐車場へ。
8時少し前に到着。
装備を整えます、雨具に雪よけ用のスパッツを着装。
手袋と耳まで隠れる帽子、ストック・・・登りはちょっと短めに準備。
おにぎり一つをほおばりながら、8時10分出発です。
登山道を20分位入った所で、アイゼン装着です。
河原谷コースから難所ヶ滝へ、途中、宝満山に向かう兎道の分岐を見送り進むと、一気に傾斜が増し息が切れます。
暫く行くと、仏頂山と難所ヶ滝の分岐点へ、目指す凍りついた難所ヶ滝はここからすぐです。
登り始めて約1時間半、目的の難所ヶ滝に到着です。
綺麗でした・・・他に言葉が見つかりません。
見上げる上から、足元まで岩肌を隠しそうな氷柱・デッカイつらら。
例年だと、上から下がるつららの間から、かなりの岩肌が見えるのだそうですが、
今年は、氷の柱に覆われていて・・・素晴らしいです。
薄いブルーの輝きを放つ、氷柱もあって・・・すごい・・・の一言。
暫く眺めたり、写真を撮ったり・・・。
名残惜しかったのですが、そのまま三郡山へ、
難所ヶ滝から15分位で、宝満山と三郡山の分岐点へ出ます。、
この15分の登りが、急で凄く辛かったです。
私達は、三郡山の縦走路へと向かいました。
殆どの所、積雪は50センチ位。
新雪の上を踏むと膝まで埋まります、でも地面までは届きません。
先人が踏み慣らした雪道を30分、三郡山頂上です。
途中、 こんな道も有って、
フェンスに、しがみついて・・・怖かったです。
もうすぐ山頂・・・の所で私の代わりにストックが記念撮影。
三郡山(936m)山頂で1枚。
気温はー5度でした、寒くはありませんでしたが、じっとしていると冷たく感じてきます。
温かいカップラーメンとおにぎりを食べて、
ジンジン寒く感じてきたところで、下山です。
最初の計画では、ここから宝満山へ向かって、ウサギ道を下山の予定でしたが、
あまりにも美しかった、難所ヶ滝をもう一度見て帰ろう・・・と、いう事になり、
同じ道を引き返して、難所ヶ滝へ・・・12時半くらいでした。
陽に当たって、キラキラの滝の氷も宝石の様に綺麗でした。
午後2時、昭和の森公園へ、装具を取り外し一服していると、
チラチラ、小雪が舞い始めました。
そのまま車で、久山温泉へ・・・1時間余、ゆっくり温泉つかって、
素敵な気分のまま、家路へ・・・。
次の日は、足が痛くて・・・特に太腿辺りが、階段を下る時には泣きそうです。
今まで、怠けた罰ですネ。
でも、楽しかったので苦にはなりませんヨ。
もうすぐ山頂・・・の所で私の代わりにストックが記念撮影。
三郡山(936m)山頂で1枚。
気温はー5度でした、寒くはありませんでしたが、じっとしていると冷たく感じてきます。