ひいらぎ通信

日常のささやかな幸せを拾い集ようと、ブログ、始めてみました。

ごめんなさいって言えるのって大事よね。

2012年09月19日 | Weblog
今夜、うちに酔っ払いがやってきました。
仮名A君としておきましょう。
古くからの付き合いです。
父のことをいろいろ頼りにしているので、
父と話したくてやって来たらしい。
まあ、それはいいとして。
時間が非常識なのも、我慢するとして。

そして、A君、酔っ払った勢いで、失言の限りを尽くす。
で、私に対して、ちょっと流せないような失言をしたので、
「それは、とっても失礼なことだよ」と言ったんです。
言われた内容に対しては、相当抑えて、でも、怒ってるよ、というのは隠さずに。
それを聞いて、しまった、という顔をしていたので、
失言をしたこと自体は酔っ払っているなりに分かったはずなんだけど、
違う話にすり替えようとする。延々。
らちが明かないので、父に話を振ると、
「Aの言う事がまちがっとる。言うていいことといかん事がある。
 Aの言ったことは、ひいらぎ(この場合は私の仮名)に言っていいことではない」
と言ってくれました。
ありがとうお父さん。
そしたら、A君は、「おっちゃん、ごめん」と父に謝りました。
ちょっと待て。
君が失言したのは私にだよ。
その前に父に対する失言もあったけど。
(失言というより、無神経。自分が一番つらいと思っている。
つらいことって肩代わりできないから、
本当は辛いことって、人と比べられるものではなし、
結局一人一人が軽重の差はあれ、同じように背負うものと思うのよ。
なのに、それを考えもせず、父がいるのに、父がいる前で、父の気力を奪うような話をする)

私の両親もそれなりの年です。
これから先の心配だってあります。
少しずつ年をとっていくのも感じてます。
でも、それでも自分でできることは自分でしようとするし、
健康作りにも努力している。
それでもいつかは、その努力が追いつかない時期が来てしまうのは、
人が生きている限り仕方のないことで、だからそれを口にすることなく、
次の楽しみを考え、家庭内でお願いできるところはお願いし、
私なりに家庭内の役割分担(イベント部?)を考えて生活しているつもり。
これからも、少しでも元気でいてもらうために。

なのにA君の発言は、とってもデリケートな問題で、
私は父のいるところでそういう話をしたくなかったので、
そこはあえて流したんだけれども。
私としてはA君のこれ以上の失言は抑えたくて、
意を尽くしたつもりだったんだけどねえ。
全く通じませんでした。

「しらふになったら、俺から話とく。
今話しても、Aは分からんけん」と、父が言ってくれました。
このあとは父に任せようと思います。
私の話は聞きいれなくても、(まったく同じ話でも)父からの話は聞こうとするから。

A君も少しは悪いと思ったらしく、
「いや、すまんかったね。」のあとに、
ジョークたい。ジョークはジョークで受けてもらわんと…」
「俺にも自由に発言する発言はあるとだけん」
という余計な言葉が付いてくる。

「ごめん。悪か事ば言うた」
とか言ってくれたら、そこでおしまいにして、言い訳をその後は続けない。
「でも…」という気持ちがあっても、それは、別の日に。
(そして、何より酔っていない日に)
それだけで、今日は良しとしよう、とできるのに。
要らん言い訳を続くから、話が終わらんじゃあないか。
父に諌められたあとはさすがに居心地が悪くなったらしく、
A君は10時半ごろ帰りました。

謝るときはね、潔く、「ごめんなさい。」を言う。
それが年下であろうと、女であろうと、
言い訳を付け加えずにきちんと言える人は、信頼に足る人ではないか。
と思うが、いかが?

翻って…。
自分ではわからないが、若い時、時々「言い訳多い」と言われたことがありました。
自分では言い訳しているつもりがないのが厄介。
できるだけ、「謝罪」と「言い訳」をくっつけないよう気をつけているつもりなんだけど、
実のところはどうだろう。
ちゃんとできてるかな。

でも、先日(いい年をして)酔っ払って迷惑をかけ、
「自分一人が苦しいと思ってるでしょう!」と言われてしまったので、
そこは深く深く反省して、
次回は「明るい飲み会」を目指します。
(でも、上司にはよく思われていないので、悪目立ちしない程度に)


ところで、私とA君の言葉の応酬になった時、
少しでも私がA君の人格を否定するような発言をしたら、
「喧嘩両成敗」で収めようと、父は様子見をしていたそうです。
私はそれをやってしまったら、A君に物を言う資格が無くなると思って、
そこはしっかり自制しました。
そしたら、A君が帰った後に、
「気持ちを抑えてきちんと話すことができていた。えらかった」
と、父に言ってもらいました。
それでも、まだ自分の気持ちがおさまらなかったので、
本当は言いたい罵詈雑言はのど元まで出てきていたんだけど我慢したことや、
私が言ったことで間違ったことはなかったかを父に確認したりさせてもらいました。
これ以上遅くなっては父の健康に障ると思った時間には11時なっていました。

あああ、いつもは11時には布団に入ってるよ。
12時を過ぎてもまだ起きているなんて。
睡眠時間の確保は、結構私にとって死活問題です。
今日はこれを書いていたら夜の!1時を過ぎてしまいました。

ふ。A君。君が来たのが、お母さんが休んでる時間でよかったね。
(実は、お母さんにはA君が来た時点で部屋に入って休んでもらった。体調も良くなかったので)
あそこに母がいたら、責められ具合、話のもつれ具合は、今日の程度では済まなかったよ。
私以上に母は直情的だからね。
休ませた私の判断に感謝してね。

今日は、お目汚しの文で、申し訳ありません。
自分なりに整理しないと、とても眠れそうになかったので。
超個人的なことなので、非公開にした方がいいのかなとも思ったけど、
ここまでの文でA君に読まれてもよい!と思ったので、
公開にさせていただきます。
万が一(多分ないけど)、A君がこれを読んで言いたいことがあったら、受け付けますので、
どうぞ。
(ああ、いかん。この喧嘩腰の姿勢が、まだ修行が足りとらん)

とにかく、「ごめんなさい」と「ありがとう」を素直に言える人間になりたいね、
と、今日の出来事で思った次第でした。

終り。
コメント
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