北海道の地にディーゼル機関による特急列車が誕生してから
丁度、半世紀が経とうとしている2011年、
それのパイオニア的な存在となった車両が静態として保存されています。
車両形式は、キハ82型と言い、これがデビューされたのは、1961年の事でした。
小樽市総合博物館に静態保存されているキハ82型は、
ごく初期ロッドとなっており、この車両のヘッドマークには、
1967~1986年の間に渡り、小樽経由で函館⇔札幌間(※)にて
運行されていた特急「北海」のそれが付けられている事に目を引きます。
車両の塗装は、後にNPO団体の手で塗られ、数年前に
それが修復されている現場を見た記憶があります。
北の大地にて走った、初めてのディーゼル機関による特急車両は、
現在のキハ283などの車両にそのDNAが引き継がれている事が言えそうです。
もし、今回の写真にお気に召しましたら、上のバナーにクリックをお願いいたします。