アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

FEELIN' RED/RED GARLAND

2017年01月24日 23時49分14秒 | ジャズ







今宵の一枚は、Red GarlandのFeelin' Red。録音は1978年5月、レーベルはMUSE Records。Red GarlandはChickやHerbieほどではないにしろ、日本で根強い人気があるpianistである。マイルスのクインテットに在籍していたことは余りに有名で、俗に言う「左手のブロック・コード+右手のシングル・トーン」奏法はシンプルで誰が聴いてもわかりやすい。Jazz pianoの醍醐味を端的に味わことができる。このアルバムは一時引退し復帰後に録音されたもの。スピーディーで躍動感があり、聴く者をグイグイと引っ張る。溌剌さと勢いがあり、息もつかせず畳みかけるのだ。bassのSam JonesはGarland同様ベテランで渋い演奏。drumsのAl Foster、今でこそ大御所だが当時は34歳、若手である。二人のベテランに負けじと、煽りまくる様子がよくわかる。

録音は普通。面として大雑把に聴くと大きな不満はないが、どうも個々の楽器の分離が悪い気がする。もう少し鮮明さが欲しい。



personnel

Red Garland(piano)

Sam Jones(bass)

Al Foster(drums)


side A

1. It's All Right With Me

2. You Better Go Now

3. On A Clear Day

side B

1. Going Home

2. The Second Time Araound

3. I Wish I Knew

4. Cherokee





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