「まず健康」というのは、
昔あった標語。
そのとおりで、どんなに財産があっても、
健康でなければ、人生を楽しめません。
巨万の富を持っていても、寝たきりでは何もできません。
逆にどんなに貧乏でも、
自分の足でどこにでも行ける自由にまさるものはありません。
「老後を豊かにする2K2Y」という話を聞いたことがあります。
最初の「K」は「健康」。
次の「K」は「経済」。
健康で、経済的心配のない状態は理想でしょう。
しかし、健康で金があっても、
それだけでは人生は豊かとは言えません。
次の「Y」は「友人」。
最後の「Y」は「役割」。
老境を共有できる友の存在は何者にも変えられません。
特に、趣味を共に出来る友人の存在は重要です。
そして、やはり社会的な役割。
ボランティアでもいい、何か社会の一部となる役割分担もほしい。
そして、この「2K2Y」、
そのどれもが一朝一夕で得ることは出来ないもので、
それまでの人生の通信簿と言えるものかもしれません。
その真っ先に揚げられている「健康」。
私は親からいただいた頑強な体を持っており、
今まで名のある病気といえば、
40代に一度だけやった十二指腸潰瘍くらいしかありません。
それも薬で治療できました。
ただ、若い頃は健康が当たり前でしたが、
今の年齢は不健康の方が通常なので、
健康には気を使い、
何かと健康診断を心がけけています。
6月7月は、一年のうちでも、
健康診断が集中する時期でしたので、
私事で恐縮ですが、
その一端を紹介したいと思います。
(このブログは、みんな私事ですが)
○市の健康診断
1年に1度、市内の指定医療機関で受けられる、無料の健康診断。
身長、体重の測定、
肺のレントゲン検査、心電図検査、
それによれば、肺、心臓、共に問題なし。
そして、血液検査の結果は1週間後に教えてくれます。
中性脂肪が、標準高値149まずのところ、
175と多めなのを除けば、血液検査は、特に問題なし。
○市の胃バリウム検診
これも1年に1度。
検査の結果は1カ月後に通知され、
今年も「精密検査不要」でした。
○エコー検査
膵臓、脾臓などのガン発見のために1年に1度行っています。
結果は、「肝に脂肪肝の所見が認められますが、心配はいりません。
両腎に腎石灰化・結石の所見が認められますが、心配はいりません。
脾に副脾の所見が認められますが、心配はいりません。
胆のう・ 胆管・ 膵・腹部大動脈は異常所見なし」
とのこと。
副脾(ふくひ)とは、脾臓の奇形の一種で、本来の脾臓とは別に
組織学的に脾臓と同様の所見を示す組織が成長するもの。
発生学的原因について、完全には解明されておらず、
多くは無症状で、臨床上問題になることはない。
つまり、副脾が存在しても害はないので、外科的に切除する必要はない。
○大腸内視鏡検査
2年に1度、胃カメラと交代で検査を受けています。
今までやっていただいたクリニックが閉院してしまったので、
今年から市内の別のクリニックで。
下剤を飲まされるのは従来と同じですが、
ここのクリニックでは、前日の食事として、指定されたものを食べさせられます。
これ↓がそれ。
これで1700円取られます。
もちろん、保険は効きません。
↓が朝食。
↓が昼食。
↓おやつがあって、
↓が夕食。スープのみとは。トホホ。
そのせいか、下剤を飲んだ後、便が透明になるのが早かったような気がします。
検査の結果、ガンの所見はありませんでしたが、
ポリープ2つを切除し、精密検査結果は2週間後。
結果は「3」の良性で、問題なし。
ただ、内視鏡でイボ痔が発見されました。
内痔核なので、出てこない限り、問題ないとのことでしたが、
時々ある残便感の原因がこれか、と思い、治療を。
注射で、というのはお断りし、内服薬を処方してもらい、現在、治療中。
次の大腸内視鏡検査は2年後。
○前立腺ガンPSA検査
半年ごとの血液検査。
PSA値は8.89。前回は8.24だから大きな変化なし。
PSA値は「4」が上限で、はるかに高いですが、
今まで、2度の生体検査でも、ガンは発見されていないため、
PSA値が急に高くなったら、再び生検ということで、
様子を見るが、「一年おきでもいいのでは」と医師が言うのを、
「いえいえ半年おきで」と要望。
いずれガンになるものと思われたので、ガン保険に入りました。
○歯科口腔健康診断
市の補助による、当該年齢の検査。
総合評価は「異常ありません」。
昔、虫歯で1本抜き、親不知4本を抜いた結果、
歯は27本あり、年齢的には褒められました。
○新型コロナウィルスのワクチン注射
これで6回目。
ついにカミさんは受けませんでした。
○通常の高血圧治療
2カ月の1度、降圧剤を処方してもらうために通院。
家で付けている血圧の2カ月平均は、
朝 124.3/74.7
夜 123.9/71.6
現場での計量は、120/60。
降圧剤は、飲み始めたら、死ぬまで飲まなければならなく、継続。
○エアロビ再開
コロナで中止になっていた、体育館でのエアロビクスが再開したので、
参加し始めました。
軽く汗を流すと、爽快に。
というわけで、年齢にもかかわらず、
健康に恵まれていて、
神様に感謝です。
ただ、死なない人はいないので、
いつかは病魔に冒される。
それまで、健康に気をつけて生きていきます。
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