空飛ぶ自由人・2

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映画『レスキュードッグ ルビー』

2022年04月20日 22時55分35秒 | 映画関係

[映画紹介]

保護犬センターにいるロビーは1歳になるが、
貰い手がいない。
時々引き取られるが、
その奔放でやんちゃな性格を
里親がもてあまし、
今日も「返品」されてきた。
保護センターでは、明日安楽死させるという決断を下す。

そんな時、引き取り手が現れた。
ロードアイランド州警察のダニエル・オニールだ。
交通違反などを取り締まりながら、
捜索救助警察犬部隊K-9への入隊を夢見ていたダニエルは、

救助犬としてルビーを育てようとする。
しかし、ルビーの落ち着かない性格は直らず、
一度は部隊の監督から不適性の烙印を押される。

しかし、妻から、ルビーと自分の共通点を指摘されたダニエルは、
小さい頃、勉強が嫌いで遊び回っていた頃を思い出し、
ルビーの良いところを見つけて訓練していく。
そして、入隊試験の時、
見事に突破したルビーは、
K-9の二軍という扱いで、待機する。

殺人事件の死体の捜索を託されたルビーは、
失敗したとダニエルに決めつけられ、家出してしまう。
実は、ルビーは正解を出しており、
止まった場所の床下から
コンクリート詰めにされた死体が出て来たのだ。

それに追いかけるように、
森の中で迷子になった子供の捜索依頼が来るが、
まずダニエルは家出したルビーを
見つけることから始めなければならなかった。
そして・・・

というわけで、落ちこぼれの警官と保護犬が
努力の結果、立派な成果をあげる、
という、絵に描いたような物語。
しかし、実話だという。
エンドクレジットで、
実物のダニエルとルビーの姿が出て来るから、本当らしい。
(ただし、実物と映画では犬種が違う)

となれば、実話の強さ。
どんなありきたりなストーリーだとしても、
実話だ、の一言で粉砕される。
映画としても良くできている。
人間と犬の成功を期待し、
ハラハラドキドキして、最後は感動。
いかにもアメリカ映画らしい、
ハートウォーミングで良質なファミリー映画となっている。
特に犬好きにはたまらないだろう。

最後に、ある「奇跡」が待っている。

ダニエルを演ずるのは、グラント・ガスティン
監督はカット・シア

エンドクレジットで、NGシーンが出るが、
動物と赤ん坊の撮影の苦労がしのばれる。 
ただ、楽しそうだ。

Netflix オリジナル映画。
3月7日から配信スタート。