西川美和監督の『ディア・ドクター』という映画が気になっている。
見に行きたい。
でも、その前に西川監督による『きのうの神さま』という本を読んで予習することに。
『きのうの神さま』は7月15日に結果発表される、141回直木賞候補にもなっている。
この本には、『ディア・ドクター』のサイドストーリーともいえる短編小説が5本
収められていた。
椎名林檎さんが、この本について書いた文を一部引用。
”―しかし、西川美和というひとの書き写す街には、我々の暮らす日本よりも
日本が散らかっている。そして倦怠感に苛まれる我々を、安直な見出しで
発情させてはくれない。むしろ音もなく傷つける。―”
まさにこの通りで、読み終わった後、心に傷をおってしまったような鈍い感覚が・・・。
そのまま夜遅くまで、子供のころの田舎の情景やその時に感じた気持ちを
延々と思い出し続けることになったけど、何か希望を見いだしたり、救われた
気分になったわけでもなく、残ったのは胸に何かが沈殿したような異物感
心の沈殿物を取り除くために、わたしがとった行動は、衣類の”大掃除”
45リットルのゴミ袋がいっぱいになるまで、あんまり着ないスーツや
ジャケットを処分したのでした。
神さまは、あしたも笑ってくれると信じたいな
見に行きたい。
でも、その前に西川監督による『きのうの神さま』という本を読んで予習することに。
『きのうの神さま』は7月15日に結果発表される、141回直木賞候補にもなっている。
この本には、『ディア・ドクター』のサイドストーリーともいえる短編小説が5本
収められていた。
椎名林檎さんが、この本について書いた文を一部引用。
”―しかし、西川美和というひとの書き写す街には、我々の暮らす日本よりも
日本が散らかっている。そして倦怠感に苛まれる我々を、安直な見出しで
発情させてはくれない。むしろ音もなく傷つける。―”
まさにこの通りで、読み終わった後、心に傷をおってしまったような鈍い感覚が・・・。
そのまま夜遅くまで、子供のころの田舎の情景やその時に感じた気持ちを
延々と思い出し続けることになったけど、何か希望を見いだしたり、救われた
気分になったわけでもなく、残ったのは胸に何かが沈殿したような異物感
心の沈殿物を取り除くために、わたしがとった行動は、衣類の”大掃除”
45リットルのゴミ袋がいっぱいになるまで、あんまり着ないスーツや
ジャケットを処分したのでした。
神さまは、あしたも笑ってくれると信じたいな