情報産業三田会に初参加

昨日は大学の大・大先輩にお誘いいただき、情報産業三田会という
慶応大学出身の情報通信系の経営者の方々が集まる会に参加させて
いただきました。

この日は、日本を代表する学者、政治家、企業家の方々による
これからの新しい日本を創っていくためのパネルディスカッションが開催されました。

災害対策を専門とする学者の先生は、３月11日に地震の揺れが
はじまると同時に、揺れの長さを数えはじめ、揺れの長さや揺れの
リズムから、それが海溝型地震であることや、マグニチュードの大きさ、
震源地が離れた場所にあることがすぐに分かったとおっしゃっていました。

政治家の方は、最近まで知事をつとめられていたリーダーシップのある方で、
知事としての震災への対応をお話下さいました。今回は、被災地の知事に
国を間に挟まず直接連絡を取り、具体的な支援を進めてきたそうです。
これからの知事（又は政治家）になる人は、自分が管轄するエリアだけに
ファンを作るのではなく、外部のネットワーク（信頼関係）を作っておかないと、
災害時に自分の地域の人たちを守れない、ということを示唆していると
感じました。

一代で創業した企業を東証一部に上場させ、Ｍ＆Ａも多数成功させて
こられた経営者の方は、思考停止になりがちで、具体論は出ないのに
精神論が先走り的な今の社会の風潮に疑問を呈しておられました。
個人的には、共感することばかりでしたが、刺激的な内容だったので
ここでは書かないでおきます。「この状況おかしい！」ということを、
具体的な説明つきで力強く語ることのできる人の存在はありがたいです。


情報通信は電気で動く。
電気がないと情報が伝わらない。
伝わらないと助かるべき人も助けられない。
自分のあたまで考えられるように、地震のこと、通信、電気の
ことなど正しく理解しておきたいことがたくさんあります。
頭の情報処理能力が足りないのが悩みです・・・。