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働き方コンサルタント 椎葉怜子のブログ

株式会社ルシーダ代表。理性と感性のキャリアカウンセラー。
テレワーク、女性の働き方、起業が専門。

勝って兜の緒を締める

2011年05月26日 | 日記
昨日は、BCN社の奥田社長に10年ぶりに再会する機会を得ました。

BCN社は、家電の売れ筋ランキング「BCNランキング」の発表や
BCN Bizline-IT」でのIT・家電マーケットの情報発信を行う老舗企業で、
年間販売実績がNo.1のメーカーを表彰する「BCN AWARD」は、家電業界の
関係者が受賞を目指す格式のあるアワードとなっています。

奥田社長には、大学4年生の秋からフルタイムスタッフとして働いていた
Bit Valley AssociationというNPOでの仕事でお会いしました。

参加させていただいたイベント会場は琵琶湖のすぐそばにあり、
仕事の後に奥田社長の引率で参加者の方々と一緒に比叡山に登りました。
お寺では、千日回峰行を成し遂げた阿闍梨のお話を間近でうかがうなど
得難い経験をさせていただきました。

2000年の11月から2001年の1月の3か月間、「週刊BCN」という情報誌に
エッセーの連載の機会もいただきました。



(「Reikomの勝って兜の緒を締める」という赤面のタイトルですが
10年経って時効だと思うので掲載します・・・)
当時は文章を書くことを生業にしていきたいと思っていた時期なので
毎回はりきって原稿を書いていました。

BCN社は今年の8月で30周年を迎えるにあたり、中国を中心とした東アジアの
<ものづくりの環>をつくる、という今後30年のビジョンを打ち出され、
奥田社長は中国に通いつつ全国での講演活動も展開されるとのこと。
未来に目が向けられており気力が漲っていらっしゃいました。

残念ながら10年ぶりに会った私は、当時よりも元気がないように映った
そうです。やりたいことを押さえつけているような印象を受けるとのこと。

10年前のわたしは「勝って兜の緒を締める」という尊大なタイトルを
つけてしまうほど、マイペースで大胆でした。

いまは、失敗や傷つくことを恐れて小さくまとまってしまっているのでしょう。

奥田社長から心のこもった励ましの言葉をいただいて、また頑張れるような気がしています。
10年後は、20年前よりも面白くなったね、元気だね、と言われるようになりたいものです。