働き方コンサルタント 椎葉怜子のごほうびブログ

株式会社ルシーダ代表。理性と感性のキャリアカウンセラー。
テレワーク、女性の働き方、起業が専門。

私的な大地震の記録

2011年03月14日 | 日記
11日に発生した未曾有の大地震から4日目を迎えました。
まだ懸命の救助活動が続けられています。
一人でも多くの「命」が救われることを願ってやみません。

*   *    *    *    *    *

東北地方の被害が甚大ですが、関東地方の方々も帰宅できず
大変な思いをされた方も多いのではないでしょうか?

わたしは地震当時、九段会館で開催されていたフォーラムに参加
していました。講演の途中で激しい揺れが起こり、3階から入り口まで
無我夢中で駆け下りました。これで人生が終わりかな、
というほどの恐怖を味わいました。

実際、この九段会館では隣の大ホールの天井が崩れ、2名の方が
亡くなっています。入り口付近で避難中に心臓マッサージをうける
女性の姿を目にしました。

亡くなられた方やご家族、関係者の無念を考えると言葉を失います。
ただただご冥福をお祈りしたいと思います。

わたしはしばらく九段会館の外で待機していましたが、
建物自体が倒壊しそうでしたので、同じフォーラムに参加していた
女性4名と道の真ん中に避難していました。

幸いこの中の一人の方が、ご自身の会社に避難しても良いと申し出て
下さり、小雨が降る中、移動しました。
避難先の会社では、社員の方々がこれ以上ないというぐらい
親切で、固定電話を貸して下さったり、インスタントのお味噌汁を
作って下さったり、非常食やヘルメットも社員と分け隔てなく支給して
下さいました。



さらに偶然なことに、「ごほうび朝食会」参加者のSさんが、その会社の
社員で防災担当も兼務しているとのことで、携帯のバッテリーを貸して
下さったり、チョコや本を支給して下さるなど大変親切にして下さいました。
心より御礼申し上げます。

今回はたまたま無事でしたが、自分がいつ天災、事故に巻き込まれても
おかしくないことを痛感しました。

まだまだ油断できない状況が続きそうですが、自分にできることは
何かを考えながら、今を大切にしたいと思います。

おかげさまで、ルシーダのメンバーは社員もインターンも全員無事です。
心配をして下さった方々、どうもありがとうございます。