働き方コンサルタント 椎葉怜子のごほうびブログ

株式会社ルシーダ代表。理性と感性のキャリアカウンセラー。
テレワーク、女性の働き方、起業が専門。

わたしたちの声

2009年08月31日 | 日記
こんにちは、ルシーダの椎葉です。

昨夜は衆院選の速報番組に釘付けとなり、すっかり寝不足になってしまいました。
結果はご存知の通り、自民党の歴史的敗北、民主党の圧勝です。

今回の選挙では、各党のマニフェストを読んで誰に投票するかさっと決めるつもりでしたが、
実際に読んでみると心から賛成したいと思えるものがなく、決めるのに時間がかかりました。

わたしの場合、「女性の”働く”を応援する」をミッションに仕事をしているので、
各政党の政策についても、女性をどのようにとらえているか、という視点で
厳しくチェックします。

今回の選挙では、子どものいる家庭への”手当”や教育費の”無償化”という金銭支援的な政策に
注目が集まりました。一方で働く女性や働きたい女性、共働き世帯の悩みである、
「保育園、病児保育、学童保育の未整備」といった”インフラ上の課題”への改善策は
具体的になっておらず、この先の日本社会で「女性が働くということ」が
どのように捉えられようとしているのか全く見えてきませんでした。
女性が働くことが歓迎されているのか、そうでないのかが分からないのです。

国としては、少子高齢化に突入しているこの国の人口を増やすために女性の出生率の
アップも必要でしょうし、減り続ける労働力を補うために、これまで未開拓であった
女性の力を労働力として活用していくことも国家戦略レベルで検討すべきことなのでは
ないかと思います。
個人的には、「女性が働くことを奨励する」ことと「子育てとの両立を支援すること」が、
国の発展にとってプラスになると思っているのですが、新政権はどのように考えているのでしょうね?

わたしはルシーダという会社や、《ごほうびらぼ》での活動を通じて、働く女性や働きたいと
考えている女性と話をさせていただく機会が多いので、「働く女性の意見を聞いたりまとめたり
して、国に働きかけていく」、というような活動も積極的に行っていきたいと考えています。
朝食会や読書会、その他セミナー、イベントでお会いすることになる女性の皆さん、
ぜひご意見をお聞かせ下さい!