lie to me 3

映画(海外メイン)・洋楽(HR/HM)など日々徒然のハマっているものごとの覚え書き

哀れなるものたち@新宿TOHO 01/27/24

2024-01-31 08:12:26 | 映画・ドラマ
はえーーー。
公式コチラ。と思ったらなんと貼れないので、下に。
https://www.searchlightpictures.jp/movies/poorthings



こちらは映画館前の。パンフの表紙もこれでした。


いやー、色々と観た後に語りたくなる映画だったわー。
とりあえずエマ・ストーンがんばった。
あの長い髪はさぞ重かったのでは。。
あと無駄に多いセックスシーンも。
あれくらい乳がないとあんまり揺れなくてラクかもしれんが、それにしてもまーエロくはないが多岐に渡るバリエーションのセックス描写たちだったわね!
幼児から精神的に成長する姿は、ひとりの人間としても、女性の社会的地位のメタファーとしても良く出来てたし分かりやすかったと思います。
ここは字幕の松浦美奈も凄いなあ、って思ったところですね。

そしてマーク・ラファロ。
おつかれさまでした。あなただけが鑑賞中のわたしのココロの拠り所だったわ。。
他の皆はもう、どっかネジが外れていたので。
でも、あの相当バカっぽかったべラ(推定精神年齢5歳くらい)を、よくもまあ保護者デフォーの元からさらっていったわね。
考えなしにも程がある。。そして常識知らずのベラにがっかりするどころか惹きつけられてしまうという、絵に描いたようなダメンズのおっさん版。
昔からこういう、奔放な女子に弱い一部のおっさんいるけど、まるっとそんなカンジでしたね。
ダンスのシーン、素敵でした。

あと美術と衣装。
いわゆる平行世界的イメージだと思うんだけど、明るめ極彩色の空に飛行船などが浮いていて、華やかスチームパンクってカンジ?
でも地上はゴシックイメージで人々はドレスとステッキだし、その中でベラはすごいパフスリーブだけど脚は露出させるというアンバランスさだし。


終始出てくる魚眼レンズ使いも凄かった。
この画像はそうじゃないけど、フォーカスを絞って画面の端は暗くて見えない時も結構あったしね。


全体に男性陣はバリエーション豊かだったけど、主役がベラで彼女が飛び抜けているせいか、女性たちはちょっと平坦なイメージだったかな。
まあ、映画一本でベラの「新生児から大人に成長するまで」を「性の悦び」を踏まえてさらに「平等や自由」も押さえつつ描くんだから、もろもろ記号化させないと、まとまんないわな〜観てるほうもだいぶ体力必要でした。
おつかれさま。

あ、最後の将軍のアレは、わたしはちょっと。。
あーゆーのは、マーズアタックだけでいいかな。。


監督 ヨルゴス・ランティモス

ベラ・バクスター エマ・ストーン
マーク・ラファロ ダンカン・ウェダバーン
ウィレム・デフォー ゴドウィン・バクスター
ラミー・ユセフ マックス・マッキャンドレス

2023年製作/142分/R18+/イギリス
原題:Poor Things
配給:ディズニー
劇場公開日:2024年1月26日

字幕 松浦美奈

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