***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

千畳敷カールとちょこっと山登り・その2

2013-08-27 23:56:32 | 美味しい話とか旅の話とか

 

 

 

背中の肉、ヤバイですよね↑(汗)

 

 

ということは置いといて、2日目の日記です。

 


昨夜は早く就寝したものの、もしかして雨が止んだかもと、
夜中に2度ほど起きて窓を開けるも、ザーザー降り(泣)


諦めて寝付き、目覚めは午前5時。

星空がダメでも、日の出はイケるかも~と
外に出てみると、カール側も南アルプス側も雲いっぱい(泣)

 

「お日様が見えないじゃん」とホシガラスも不満そう←ホントか?w


朝の天気予報では、今日は午前中曇りで午後から晴れる、とのこと。

 

 

ならば焦ることもないやね、と、
朝食代わりのお弁当は部屋でのんびりといただくことにしました。
赤いソーセージがキュートだわ(笑)

 

そうこうしているうちに、カール側のガスがとれてきて、

 

青空も見えてきました(嬉)


おお、これはとっとと出発せねば。

 
登山計画書を提出し、駒ヶ岳神社にお詣りして、いざ出発。

午前7時すぎ、今日は八丁坂ではなく、ホテルを出て左手の登山道から
極楽平へ向かいます。


計画は、

極楽平→三の沢岳の途中まで→宝剣岳→伊那前岳→乗越浄土、というもの。

 

極楽平への登山道。
八丁坂ほど急登ではありません。ゆったりと登ります。

 

朝日に輝くチングルマの果穂(カスイ)
とっても綺麗です。

 

登山道上部からの眺め。
う~ん、ハイジの世界だわ~~♪

 

 

7時45分 極楽平到着。
遠くに見えるのは木曽御嶽山。昨日より雲が低いです。

 

左手は檜尾岳・空木岳方面。

 

左の三角のお山が三の沢岳。
三の沢岳のピークまで行くことも考えたんだけど、アップダウンがエライきつそうなので(特に復路)、
手前の岩場部分までにしときました(笑)
そう、初心者は無理しない無理しない(笑)

 

宝剣岳との分岐を左に折れて岩場に向かいます。
前を行くのは高校生くらいのグループ。
なんと動きの軽やかなこと。重力ってものを無視してやがるわ(笑)

 

ジャ~ン! トップの写真はここで撮りました~(笑)

眼下に広がる雲海。気持ちいいったらないです。

 

 

ハイマツの向こうに(たぶん)イワヒバリ。
ぷっくりして可愛いの。

 

右端から、天狗岩、中岳、駒ヶ岳、木曽前岳、、だと思います(汗)

 

 

分岐に戻って、すぐ先には宝剣岳南稜。
中腹に人がいます。ちっこいけど見えるかな~。

 

丁度1年前、岩登りなんかしたことないのに、
乗越浄土側からいきなりこの宝剣に登り、極楽平側へ下りるという無謀をやらかしまして、

その時はわけも分からず、危ないところは闇雲に鎖を掴み上り下り。

でも、今回は鎖はなるべく使わず、しっかり三点支持を守って確実に進みます。

「怖くなるから下は見ない方がいい」とダンナは言ったけど、
私って高い所こんなに平気だったっけ、と自分でビックリしたくらい全然OKでした(笑)


が、前回とは逆ルートなので、↓この壁が下りとなりまして、

手足の確保位置が探しづらいったら無い(汗)

下から見上げるダンナの「右足は真下、左足は斜め左、、」という指示を聞きながら、
これ以上はないくらい真剣に下りていった私です(笑)

 

こんなとこなんて、一歩踏み外したら、即谷底ですもんね。

本当に死と隣り合わせ。

でも、これは遊び。

危険を承知で遊んでるんですから、完全なる自己責任の世界でありますね。



そんなこんなで、

箱庭のようなカールを岩場の間から覗き込んだりしながら、

 

宝剣岳の頂上到着。

あ、写真の人はダンナじゃありませんぜ(笑)

 

ダンナと私はここまで(笑)
写真は上の男性が撮ってくれました。
そのお兄さん、露出計を持ってたし、シャッターの押し方も素人ではないカンジ。
プロかセミプロか、おかげでgoodな一枚となりました。ありがとうです。

 

午前11:30 宝剣山荘にて、

またまたソフトクリームを食す(笑) 今日はダンナも食べてました(笑)

 

ひと休みして、乗越浄土から伊那前岳へ向かいます。

トンガリは伊那前岳手前の2,911ピーク(と思われる)
乗越浄土から10分の距離。

 

2,911ピークを過ぎたあたりから伊那前岳を見た図。
伊那前岳は2,883m。
なんでピークより低いところが伊那前岳山頂なんだろう(素朴な疑問)


なだらかな尾根道を歩きながら、
「石につまずいて転んだり、目眩でクラッとして斜面を転がり落ちることも
無いとは言えないよね」なんて話す私たち。

ハイマツの緑に誤魔化されるけど、結構な急斜面、油断禁物ですわ。

 

途中トレイルランニングをしている人に行き逢って、振り返りながらパシャ。
こんな道を走るなんて、あたしゃ信じられません(汗)

 

尾根道から見たカール側。すんごいいい眺め。

宝剣岳から極楽平への稜線も美しい。

 

駅もゴンドラも、まるでジオラマのよう。

 

ここが伊那前岳山頂。たぶん(笑)

 

だって、それらしき標識は何にもなくて、あるのはこの鉄棒だけなんだもん(汗)

 

 

でも、眺めは素晴らしい。
雲の向こうに見える街は(たぶん)伊那市。

 

この景色を眺めながらお昼。
パンと朝のおにぎりの残りとカップスープ&コーヒーが美味しいのなんの(笑)

眺めがよくて、人も殆ど来ない伊那前岳は乗越浄土からほんの30分。

ここ、すんごい気に入っちゃいました。

 

 

前岳でしばらくのんびりして、

 

午後2時  乗越浄土からカールへ。
午後なのに空気がキリッとしていて、とてもコントラストの強い景色が見られました。

 

 

 

カールで実か何かを食べているお猿さん。
後ろの岩場にも何匹かいました。

 

 

カールから、さっきまでいた前岳を見上げます。
あんな上にいたんだ~、凄い凄い、と自分の足を労うアマちゃんな私(笑)

 

 

剣ヶ池から。

やっぱりここからの景色は外せません。

 


最後にグルッとカール内を巡り、

午後3時45分発のロープウエイで、千畳敷とお別れ。

 

 

楽しかった~

 

頭痛がしても、星が見えなくても、日の出が見れなくても、

 

すんごいすんごい楽しかった~。

 

 

また来るからね~(笑)

 

 

 

 

 

おまけ。


車に置き忘れたおにぎりはもったいないけど廃棄(泣)

そして、化粧ポーチは、車の中ではなく、ボンネットの上にありました(汗)

 

昨夜は雨。ボロいポーチは更にボロボロ(泣)

 

もう2度と忘れ物はしまいと誓った私でございます。

 

 

 

 

 

 

 


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