***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

必見です@シャガール展

2010-08-01 23:44:19 | 美味しい話とか旅の話とか




本日は芸大の美術館で催されているシャガール展へ行ってまいりました。



と、その前に、上野に来たらお昼はここ韻松亭。



大きな窓に広がる緑が猛暑をひととき忘れさせてくれます。





今日の花籠膳は、何故かお料理が真ん中に寄せ集められていました。
も少し繊細な配置でお願いしたいとこですわ(笑)

でも、豆ご飯は相変わらずめちゃくちゃ美味しいッス。





で、


本題の“シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い

と~っても面白かったです。




故郷への想いや妻ベラへの愛情、死別の悲嘆、新たな愛の幸福感、、
シャガールの幻想的に見える作品が、そういった至極現実的なものからの
投影であるということがよく分かる構成、

ロシア・アヴァンギャルドの作品達と並べた、ロシア美術という視点、

晩年になっても衰えることのない絵筆の運びや、茶目っ気のある毒舌家振りが伺える
52分の映画上映、

強烈な独自性を放っていた歌劇“魔笛”の衣装や装飾、

などなど、


シャガールが好きな人は、そりゃもう胸躍るほど楽しいです。

シャガールが好きじゃなくても充分に楽しいと思います。





絶対観て損はないですよ~







◆シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い
◆会期:10月11日(月)まで
◆会場:東京藝術大学大学美術館(上野公園)