***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

ちょこっと紅葉狩り@昇仙峡

2009-11-04 23:24:33 | 美味しい話とか旅の話とか


本日は山梨県の昇仙峡へと行ってまいりました。


渓谷を歩く前に、ロープウエイに乗って山頂へ。


のどかさ満点のロープウエイ。



山頂のパノラマ台から少し歩いたところにある展望台は
切り立った崖の上です。手すり無しです(汗)
その上、岩盤には白砂が載ってるもんだから滑りやすいったら(大汗)
注)影になってる人は無視してください(笑)


ここでズルッとやったら崖下に真っ逆さま。

緊張感溢れる展望台でしょ?(笑)


ということで、この看板に思わず納得。



反対側に行くと、楢の木が祀られている権現様があります。

“和合”という名前でなんとなく想像がつくかと思いますが(笑)
祀られているのは男女それぞれの象徴を併せ持つ御神木で、
その象徴の形が、まぁ、これが、つくりもんでしょ?ってくらい見事(笑)

ここに行くことがあったら、ぜひ太鼓の奥の御神木をご覧くださいまし。


その先からは、こんな富士山の姿を見ることが出来ます。

優美ですねぇ。

往復1,000円のロープウエイ、高くないッスよ。


そして、ロープウエイ駅から渓流沿いを歩きはじめると
すぐお目見えするのが、
日本の滝100選に選ばれた名瀑の仙娥滝。

高さは30mくらいだそうです。

下の方にちょっと虹が架かってるんだけど、
岩肌が茶色いのでよく分かりません。

ここで、私の天敵の三脚おじさん現る(笑)
私のカメラの液晶を覗き込んで、「それじゃ暗いよ」

思いっきり無視しました(笑)



こちらは石門。

おじさんが「おおっ」と指を差しているのは何故か?


この岩、支えられていないんです(汗)
下を通る時に地震が来ないことを祈るのみ。


その先にある四阿の周辺は何故かここだけ異様なくらい
見事に紅葉していました。



しばし見とれて、、

お昼は渓流沿いの金渓館で。


渓谷美を眺めながらいただいたのは、ほうとううどん。

お店で食べるほうとううどんはどこもイマイチだなぁ
って思ってたんだけど、ここのはとっても美味しかったです。
景色が美味しさを2割増ししてたかもですが(笑)


これ、お店のストーブの煙がお日様に照らされてなんかいいカンジでしょ。


こちらが昇仙峡の一番の目玉である花崗岩の巨岩、
覚円峰です。

白い岩肌と松の木のコントラストが独特な景観をつくりあげてます。
覚円という僧がこの岩の上で修行したという言い伝えから名付けられたそうです。
右側のゴツゴツした巨岩は天狗岩。天狗の横顔、なのかな。


そこからちょっと進むと、色とりどりの紅葉を前に置いた
覚円峰を観ることが出来ます。

昇仙峡全体では紅葉の見頃は1週間から10日先という感じでしたが、
このあたりだけは少し終わりかけなのか、葉の色が
褪せているように見えました。



帰り際に昇仙峡から上流へ車で数分のところにある
板敷渓谷へ寄ってみました。

パンフに秘境と謳ってあるわりには道路脇から入ってすぐのところ
なんですが、、



岩場や崖すれすれで手すりなしの道や、
ひしゃげたアルミの梯子なんかは確かに秘境らしくて
ヒールとかミュールなどでは危険という場所でした。

板敷渓谷には滝が3つ有り、
こちらは道路からも見える白髭滝。

ロングドレスのような美しい滝でした。
せっかくの優美さなのに、名前がちょっとねぇ(汗)


親子滝。

大きな滝と小さな滝。分かりやすい命名ですね。


こちらはもっと分かりやすい名前の大滝。

写真だと分かりづらいんですが、3段になっていて
なかなか迫力のある滝でした。



てなカンジで、
20数年ぶりの昇仙峡でしたが、ダンナも私も覚円峰すら
覚えていなかったという情けなさ(笑)


そのお陰かどうかはわかりませんが、見るものみんな新鮮で、
楽しい行楽の1日でありました





※大きな写真はこちらです