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第65回ノーベル化学賞 ウッドワード「有機合成における業績」は、ノーベル賞3回分「20世紀最大の有機化学者」

2017年09月06日 | サイエンスジャーナル

 1965年のノーベル化学賞「有機合成における業績」

 有機合成化学とはその名の通り、有機化合物の合成を研究する分野である。さまざまな有機化合物の合成は、医薬品や産業用に用いられる物質を数多く生み出し、人類の進歩に役立っている。特に天然由来の物質を有機化学合成でつくり出す「全合成」は、貴重な物質を安価かつ大量に合成することで、経済的な利点も多い。

 例えば天然由来の有機物である、クロロフィル(R・ヴィルシュテッター1915年ノーベル化学賞)やビタミンC(ウォルター・ハース1937年ノーベル化学賞)、コレステロール(ブロッホ・リネン1964年ノーベル化学賞)などの構造が発見されると、次はこれらの有機物を人の手でつくってみたいという要求が出てくるのは自然なことであった。

 この有機合成化学において、20世紀を代表する化学者が米国のロバート・ウッドワードである。1938年マサチューセッツ工科大学で博士号を授与された後、ハーバード大学で有機化学の研究を始めた。当時は第二次世界大戦中で、南方における戦闘でマラリアに感染する兵士が続出した。その治療薬であるキニーネはキナから採れるが、主産地であったインドネシアが日本に占領されていたことなどからキニーネの人工合成が急がれた。

続きはこちら → http://sciencejournal.livedoor.biz/ 

参考 ワイリー・サイエンスカフェ:http://www.wiley.co.jp/blog/pse/?p=32301

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