カワハギはおいしいが…。
カワハギというと、「皮を剥ぎ取りやすい」という意味でその名が付けられた。旬は本来は夏であるが、一年を通じて漁獲される。小さな口で餌を削ぎとるように食べるので釣り人に当たりが伝わりにくく、釣り上げるには高度なテクニックが必要とされ、このため引っ掛け釣りなどの釣法も普及しており、釣りの対象としても人気が高い。
身は脂肪が少なく歯ごたえがある白身で、料理法も煮付け、刺身、フライ、干物など多種多様である。生では弾力があるので、刺身にする際は薄造りにする。また、身だけでなく肝臓(キモ)も美味で珍重する。
しかし、そんなカワハギのなかまで、食べたら半日で死に至る猛毒魚「ソウシハギ」が全国に広がっているというから注意が必要だ。釣り人が間違って食べてしまうことがあるかもしれない。ソウシハギが持つ毒はフグの70倍と言われ、人間が半日程度で死んでしまう恐れがある。各自治体では「誤って食べないように」と注意喚起に躍起だ。
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天然の毒―毒草・毒虫・毒魚 |
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おもしろすぎる動物記 六時虫、凶暴なブタ、伝説の毒鳥、陸を行く魚… (サイエンス・アイ新書 50) |
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