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成すこともなく海を眺めてすごす人の数は格段に減った。
それでも、失業率はおよそ60~70%(推定)。
労働力を吸収できるような産業はいまのところない。
コーヒー栽培農家は多いが、
コーヒー豆の国際価格は不安定で、
収入もかんばしくない。
東ティモール政府は観光開発に期待をかけているのだが、
東ティモールへ至る主要なルートは、
悲しいかな世界的な観光地バリ島経由となる。
バリに降り立った人の足を、
東ティモールに向かわせるのは、至難の技かもしれない。
ラモス・ホルタ外務大臣は、
東ティモールの観光客は、ノーベル平和賞受賞者と会食ができる、
という案を出したことがある。
つまり、自分が観光客と食事をすればいいというわけだ。
身を挺しての涙ぐましい観光開発案である。