![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/21/c9bb8f94347efb2a2f6486410e12fa15.jpg)
国内には消費財の生産設備がないため、
消費財のほぼすべては外国から入ってくる。
インドネシア、シンガポール、オーストラリアなどだ。
東ティモールの庶民が手にできるのは、主にインドネシア製の安い商品だ。
シンガポールやオーストラリアから入ってくる洗練された商品は、
庶民には高くて手が届かない。
では、これらの商品は誰が買うのか。
国連、PKF、NGOなどの外国人と一部の国内富裕層だ。
庶民は、外資系スーパーには行けないし、
外国人は、町の市場で買い物はしない。
国際機関の潤沢な資金は外資系へ。
東ティモール人のわずかなお金は、
東ティモール人の間をグルグルまわるだけだ。
誰のふところも潤わない。
国連、PKF、NGOの規模縮小とともに、
外資はビッグマネーを抱えて去っていく。