アフガン絨毯がシックで落ち着いた図柄であるのに対して、
ペルシャ絨毯は、極彩色で絢爛である。
どちらも、捨てがたい魅力がある。
「ジャパニ、チャイでも飲んでいけ」
と誘われた。
ウールの絨毯がたいへん心地よい。
アフガニスタンには、いまだ”消費者”は登場していない。
しかし、商品だけはどんどん充実していく。
復興援助資金と麻薬資金が起こしている現象だ。
需要と供給のバランスなどない。
供給、そして供給があるだけだ。
男たちの仕事は、ひたすら待つこと。
彼らが、いったいいつまで待たなければならないのかは、
皆目わからない。
誰にも買われず、溢れに溢れた商品はいったいどうなるのでしょうね。。
ペルシャ絨毯は日本でも○○万円で売られていますが、日本人でもそう買える値段ではないですね。現地でも高いのでしょうね。
たぶん、それほど高くはないと思います。
絨毯も品質次第ですが、トルコでも案外安いです。あちらでは、嗜好品ではなく実用品ですから。おカネに余裕があれば、シックなアフガン絨毯をひとつ買って帰りたかったんですけどねぇ。
やっぱり、あちらの絨毯は快適で耐久性もバツグンにいいです。一生もんです。というより、100年使ったら、さらに価値が出ますからね。お得です。
アフガニスタンの絨毯の柄が
銃や、戦車などのものがあるそうですね
昔からある、家庭で作る絨毯は、
男性と女性がそれぞれ
手分け作業。
糸を紡いだりするのが女性の仕事で
最後に、売りに行くのが、男性の仕事とのことでした
写真は、一家の大黒柱のおとうさんや、
母を大事にする息子さんかな.
お店で目にするのは、伝統的な幾何学模様ですね。
落ち着いた感じのシブい配色が多いです。
できれば、作っているところを見てみたかったです。
絨毯の写真、
一般的に知られている歴史的背景
実際の写真などと共に載ってます。
(背景、風景、情景などが絨毯の模様になったということを、知らせたい内容だとおもう)
http://www.rugreview.com/stuf/afgwar3.htm
http://www.rugreview.com/stuf/afgwar4.htm
http://www.rugreview.com/stuf/afgwar5.htm
http://www.rugreview.com/stuf/afgwar.htm
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復興支援金は貧しい人々には届かないらしい。
麻薬資金でうるおっている事を
あまり世界は騒がない。
アフガンに色々なものを輸出してそこから近諸国にさらに輸出するとタックスフリーになるのでもうかる、ということでそういう商売をされている方たちがいますよね。
アフガンの供給ばかりの品物は、単品で個人的には売れなくても、そういう近隣諸国に時々どかっと売れている、っていう仕組みではないのでしょうか?
私もアフガン国内で製作されたものがどういう風に流れているのか知らないのですが、想像してみました。
供給ばかりじゃ生きていけませんよね。
パキスタンのイスラマバードのホテルなどで、ペルシャ製のシルクの極彩色のきれいなじゅうたんが壁にいくつも飾られていました。
ペルシャはシルクで光沢のある綺麗な柄、アフガンは寒いのでウールで重厚なつくりだったように思いますが。
写真のじゅうたんも伝統的な柄で素敵です。
きっと日本に持ってきたらぐっと値があがるんでしょうね。
じゅうたんの日本での値の付け方の仕組みがよく分からないんです。
ものがいいとかとは違うように思うんです。
日本で有名なペルシャとかはシルクということもあって日本では高いものが多いようですが、それ以外のトルコ、パキスタン、中国などは安かったり高かったり。
流通の経路と販売方法、宣伝方法で変わっているのかな、と思ったりします。
現地は安いですよね。
ホントに戦車や銃やヘリコプターが絨毯に織り込まれてますね。
はじめて見ました。ちょっと驚きです。
でも、最悪の図柄ですね。
資料としては、貴重かもしれません。
めずらしいものを見させていただきました。
アフガニスタンは20数年間、流通経済がほとんど存在しませんでした。そこへいきなり莫大な資金が流入してきましたが、アフガンにはまともな投資先もないので、結局、無秩序な輸入に向っているのだと思います。もし、流通経済が以前から存在していれば、いまのような事態はなかったように思います。
いま、アフガンで起こっているのは、いわばミニバブルです。復興援助金と麻薬資金がどんどん流入して、バブルに資金を供給しています。ただ、それほど長くは続かないと思いますが。
絨毯の値段というもの、難しいものですね。
いつかは、買って帰りたいと思っているのですが、どこに基準を置いて値段を判断すればいいのか、さっぱりです。