写真:アフガニスタン:仕立て屋さん 2005年11月11日 21時07分16秒 | 写真:アフガニスタン 外出にはブルカを着用するアフガニスタンの女性だが、 おしゃれと無縁というわけではないようだ。 仕立て屋さんをのぞくとまばゆいばかりの服が並んでいた。 アフガニスタンの女性は、 どういうときにこれらの服を着るのだろうか。 そういう姿も撮りたかったな、と思ったりする。 仕立て屋さん : カンダハール « 類型化される日本人 | トップ | ヨルダン爆破事件について »
12 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 美しい! (タリバンファン) 2005-11-12 01:38:13 美しいですねぇ、、、刺繍も素晴らしい。ブルカの下に着ていた服のお洒落さに驚いたという、千田悦子さん著の「アフガニスタン祈りの大地」に記述がありました本は、白黒で、色がわかりませんでしたがものすごくお洒落な洋服でした。カンダハールにある病院へ治療を受けに通っていたとき(もちろん、タリバーン時代です)アフガン女性の療養士さん達と親しくなり女性ならではのお話を多くしてます。彼女たちは英語ができ、千田さんとの会話もスムーズだったようです。一部引用させていただきますね。>家の外でブルカを脱いだ大勢のアフガン女性たちを>初めて見たのも、この女性リハビリ病棟だった>女性同士であっても髪は依然としてスカーフで>覆っていたが、女性たちがブルカの下に着ている>服がいかに色鮮やかでおしゃれかということに>驚かされた。>特に高給取りの女性職員たちは、マニキュアを>塗ったり、髪をカールさせたり >お化粧をしたりとそれなりにお洒落を楽しんでいた。 >ブルカを脱ぐと、着ているものからある程度貧富の>差がわかってしまうという事実もあった。・・・・・・・>なけなしのものを拾い集め、大人の服を子どもの>服に作り変えての生活のやりくりをしている>貧しい家の女性もいるようだった。>リハビリは無料だったので、いろいろな階層の>人の様子を垣間みることができたのだった。 p124~p125また、チャマンでアフガン人の結婚式へ行ったとき金銀ラメ入り、スパンコールにビロードと光り輝いていたそうです。千田さんは、そういうことを知らずに普段着の黒のチャドルで出かけたことを後悔したそうです。 返信する Unknown (maki) 2005-11-12 09:18:37 シルクでしょうか?光沢がありとても美しいものばかりですね。びっくりしました。これを買える人は裕福な方なのかな。女性は見えないところで、たくさんお洒落を楽しんでいるのでしょうか。^-^;それにしても素敵なドレスです♪ 返信する 男子禁制 (中司) 2005-11-12 18:53:55 ブルカはすっぽり被るので、その下を知ることはできないのですが、イランのチャドルは羽織るだけなので、風が吹いたりすると、下の服装が覗くことがありました。黒づくめのチャドルの下は、とてもカラフルでした。アフガニスタンも同じなのだろうか、と思っていたのですが、男性には確かめる術はないですからね。でも、やっぱり、アフガニスタンも同じなんですね。これらのドレスは、たぶんですけど、20ドルくらいではないでしょうか。公務員の給与が月100ドルくらいですから、やはり、高いと言えるでしょう。着ている姿を撮ってみたいです。でも、無理ですねぇ。 返信する あっしにも無理でやす・・・ (pk2001) 2005-11-13 14:08:01 >着ている姿を撮ってみたいです。でも、無理ですねぇ。これね、全面的に同意であります。 返信する Unknown (小林恭子) 2005-11-13 20:49:56 こちらもすごくいいですね!(これから他の項目も読ませていただきます。)ドーハに夏に行っていたのですが、私は、ここでブルカに対する見方が変わりました。ブルカの下に、女性達は、とてもきれいな色の洋服を着ていることが分かり、あーそうだったんだ!と思ったのです。かなり女性性質がおしゃれだということがしみじみ分かったのです。この写真をみて、ますますその思いは強まりました。 返信する やはり (中司) 2005-11-14 02:35:25 男性には、垣間見ることのない世界ですが、やはり、想像したとおり、ブルカやチャドルのしたは、とてもおしゃれなんですね。これだけは、男性カメラマンには越えられない壁でしょう。そういうものがあってもいいですしね。 返信する パキスタンのものとは・・・ (越ヌール) 2005-11-14 23:59:01 やはり違いますね。悔しいけれど、やっぱりアフガニスタンは洗練されています。義家族(パキスタンのパシュトゥン)も、カーバリオーン(アフガン人たちのことをこう呼びます)は結婚式には美しい服を着るのだ、と羨ましそうでした。以前はなかった「園芸店」やカートに乗せた鉢花を売り歩く姿を、最後にペシャーワルを訪ねたときに見かけました(4年前です)きっとどちらもアフガンからの文化だと思います。 返信する 越ヌールさんへ (中司) 2005-11-15 18:14:27 そうなんですか、驚きました。アフガンから文化が流れているんですか。カブールでは、フラワー・ストリートというところに宿を取っていまして、そこはその名の通り、花屋さんが軒を連ねていました。結婚式に使う車の装飾などもやっていました。話のついでなので、写真をアップしましょう。 返信する 男性側と女性側の目 (ナディヤ) 2005-11-22 02:07:59 そうですか、今気づきました。アフガンではなくてパキスタンの話ですが、うちの主人の実家もチャドルやブルカで完全武装?で、目しか見えません。でも、私はもちろんその下の服装を知っていて、それが彼女達の本当の姿だと当然思っています。チャドルやブルカは仮の姿。でも男性の目から見ると、ブルカ=女性で、下の姿は全く想像も出来ないのですね。こんな当り前のことに今気づきました。女性であり、嫁として内側から入っていっているので、ブルカしか見られない男性がいる、という事実を忘れていました。それにしても綺麗な刺繍です。主人の田舎とは違い、男性が女性の衣服を縫うのですね。その点だけでも洗練されたものを感じます。 返信する ナディヤさんへ (中司) 2005-11-22 04:24:54 そうなんです。我々、男性からは、女性とは、すべからくブルカやチャドルをまとった人なんです。その下は想像外で、ほとんど存在しないも同然なんです。そういう意味では、まったく別の世界とも言えますね。こうしたアフガンのドレスのようなものは、パキスタンでは見られないのでしょうか。 返信する ドレス (ナディヤ) 2005-11-22 23:32:12 パキスタンでは民族衣装のシャルワールカミーズという上下セットが当り前なので、こういったドレスはカミーズ(上の長ブラウスの意)だけで下をはいてない、不自然なスタイルと思われてしまいます。ですからあり得ないですね。また、こういったスカート型(アンブレラ、と言ってました)のカミーズもありますが、なぜか子供用ってことになっているので結婚前の若い女性が着る場合もあるにはありますが、大人の女性が着ることはあり得ないですね。ただ、刺繍の傾向やデザインなんかは似ている部分もあります。 返信する ナディヤさんへ (中司) 2005-11-23 19:05:39 お隣の同志の国でも、けっこう違うものなんですねぇ。アフガンでは、仕立て屋さんを覗くまでは、まったく未知の世界でしたが、ブルカの中はけっこうあでやかと知っても、はやり、ブルカの中をイメージするのは、とても難しいです。ブルカは、表情も見えず、一切の個性が消し去られていますね。とにかく、全員おなじ。それこそが目的の衣装ですから、完ぺきに機能していると言えます。男性側から見れば、もはやブルカが歩いているとしか感じないんです。個性を持った「人」ではなく、ブルカです。アフガンの男性は、外国人ほどではないとは思いますが。 返信する コメントをもっと見る 規約違反等の連絡
ブルカの下に着ていた服のお洒落さに
驚いたという、千田悦子さん著の
「アフガニスタン祈りの大地」に記述がありました
本は、白黒で、色がわかりませんでしたが
ものすごくお洒落な洋服でした。
カンダハールにある病院へ
治療を受けに通っていたとき
(もちろん、タリバーン時代です)
アフガン女性の療養士さん達と親しくなり
女性ならではのお話を多くしてます。
彼女たちは英語ができ、千田さんとの会話もスムーズ
だったようです。
一部引用させていただきますね。
>家の外でブルカを脱いだ大勢のアフガン女性たちを
>初めて見たのも、この女性リハビリ病棟だった
>女性同士であっても髪は依然としてスカーフで
>覆っていたが、女性たちがブルカの下に着ている
>服がいかに色鮮やかでおしゃれかということに
>驚かされた。
>特に高給取りの女性職員たちは、マニキュアを
>塗ったり、髪をカールさせたり
>お化粧をしたりとそれなりにお洒落を楽しんでいた。
>ブルカを脱ぐと、着ているものからある程度貧富の>差がわかってしまうという事実もあった。
・・・・・・・
>なけなしのものを拾い集め、大人の服を子どもの
>服に作り変えての生活のやりくりをしている
>貧しい家の女性もいるようだった。
>リハビリは無料だったので、いろいろな階層の
>人の様子を垣間みることができたのだった。
p124~p125
また、チャマンでアフガン人の結婚式へ行ったとき
金銀ラメ入り、スパンコールにビロードと光り輝いていたそうです。
千田さんは、そういうことを知らずに普段着の黒の
チャドルで出かけたことを後悔したそうです。
光沢がありとても美しいものばかりですね。
びっくりしました。
これを買える人は裕福な方なのかな。
女性は見えないところで、たくさんお洒落を楽しんでいるのでしょうか。^-^;
それにしても素敵なドレスです♪
アフガニスタンも同じなのだろうか、と思っていたのですが、男性には確かめる術はないですからね。でも、やっぱり、アフガニスタンも同じなんですね。
これらのドレスは、たぶんですけど、20ドルくらいではないでしょうか。公務員の給与が月100ドルくらいですから、やはり、高いと言えるでしょう。
着ている姿を撮ってみたいです。
でも、無理ですねぇ。
でも、無理ですねぇ。
これね、全面的に同意であります。
ドーハに夏に行っていたのですが、私は、ここでブルカに対する見方が変わりました。
ブルカの下に、女性達は、とてもきれいな色の洋服を着ていることが分かり、あーそうだったんだ!と思ったのです。かなり女性性質がおしゃれだということがしみじみ分かったのです。
この写真をみて、ますますその思いは強まりました。
これだけは、男性カメラマンには越えられない壁でしょう。そういうものがあってもいいですしね。
悔しいけれど、やっぱりアフガニスタンは洗練されています。
義家族(パキスタンのパシュトゥン)も、カーバリオーン(アフガン人たちのことをこう呼びます)は結婚式には美しい服を着るのだ、と羨ましそうでした。
以前はなかった「園芸店」やカートに乗せた鉢花を売り歩く姿を、最後にペシャーワルを訪ねたときに見かけました(4年前です)
きっとどちらもアフガンからの文化だと思います。
アフガンから文化が流れているんですか。
カブールでは、フラワー・ストリートというところに宿を取っていまして、そこはその名の通り、花屋さんが軒を連ねていました。結婚式に使う車の装飾などもやっていました。
話のついでなので、写真をアップしましょう。
アフガンではなくてパキスタンの話ですが、うちの主人の実家もチャドルやブルカで完全武装?で、目しか見えません。
でも、私はもちろんその下の服装を知っていて、それが彼女達の本当の姿だと当然思っています。
チャドルやブルカは仮の姿。
でも男性の目から見ると、ブルカ=女性で、下の姿は全く想像も出来ないのですね。
こんな当り前のことに今気づきました。
女性であり、嫁として内側から入っていっているので、ブルカしか見られない男性がいる、という事実を忘れていました。
それにしても綺麗な刺繍です。
主人の田舎とは違い、男性が女性の衣服を縫うのですね。
その点だけでも洗練されたものを感じます。
我々、男性からは、女性とは、すべからくブルカやチャドルをまとった人なんです。その下は想像外で、ほとんど存在しないも同然なんです。
そういう意味では、まったく別の世界とも言えますね。
こうしたアフガンのドレスのようなものは、パキスタンでは見られないのでしょうか。