秘書検定 91*ご質問にお答えします その1 男性の手の位置

2021-06-25 | 秘書検定
 「第124回 秘書検定」の筆記試験に合格された皆様、おめでとうございます。

準1級と1級は面接試験を待つばかりですね。

ご準備に余念がないことでしょうが、秘書検定の受験者は女性が多数を占めるため、

男性受験者にとっては情報が少なく、また秘書クラブ主催の面接対策講座も中止となり、

お困りの諸氏も多いことと拝察いたします。

そんな中、当ブログをお読みくださった方よりご質問を頂戴しましたのでお答え申し上げます。

ただ、何分にも私が受験したのはかなり前のことで、現在とは異なる点があるかも知れません。

また、私は「秘書検定」と「ビジネス文書検定」の1級を取得しておりますため、

ビジネス系検定の HES(ヒューマンスキル・エッセンティア・セクション) 会員ではありますが、

実際に面接試験を担当した経験はございません。
   
そのような立場ではありますが、少しでも皆様のお役に立てましたら幸いでございます。

お読みになって参考になる点がございましたら、どうぞお取り入れくださいませ。

 
 さて、お寄せいただいたご質問の一つ目は「男性の手の位置」(準1級)

Q 男性の立っているときとお辞儀の際の手は横だと思いますが、報告の際も手は横のままで

よいのでしょうか?(手は横のまま前傾)



1 立ち方  背筋を伸ばし、踵はつけて、爪先は少し開く。 

「面接合格マニュアル」 では、次のように説明されています。

 準1級:「横から見て、耳 肩 手 足 が一直線になるように

  1級:「背筋を伸ばし、胸を張り、頭の上から吊るされているように

2 手の位置  

「面接合格マニュアル」 の出演者は女性ですが、面接対策講座では男性の受講生に対して、

講師の方が 「男性はズボン横の縫い目に指を揃えるように」 と説明していらっしゃいました。

指というのは自然に丸くなってしまいますので、意識して真っ直ぐにしましょう。

DVDでも「指は真っ直ぐに」との解説が添えられています。

ただ、課題に取り組む際は「前傾姿勢」が求められ、秘書検定では次のように述べています。

「前傾姿勢」とは,人前で改まって話をするときの姿勢で,手は前に重ね,

会釈をするときと同じぐらいの角度で,体を前に傾けたままの姿勢のことです。


したがって「挨拶」「報告」「状況対応」では、手を前で重ねることも含めて前傾姿勢を保ち、

移動する際は腕を前後に軽く振って姿勢よく歩くなど、メリハリをつけてはいかがでしょう。

さらに課題では「こちらへどうぞ」など場所を指し示す動作があるかも知れません。

手の動きがスマートな男性は品がよく、そして堂々として見えるものです。

そんな男性秘書を演じきってみませんか。

 お読みくださいまして、ありがとうございます。
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